井ノ物語

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

ただ、君を愛してる

今回の物語は、切ない恋の物語です。

まるで魔法が解けてしまうような恋の物語です。

 

主演は、玉木宏さんと宮崎あおいさんです。

 

このものがたりなんですけどね。

恋をしてはいけないヒロインの

切実な、真っ直ぐな恋心が素敵なんです。

 

大学生活初日。

入学式の日に、二人は出会い。

徐々に仲良くなっていく二人。

それと同時に、増えていく友人関係。

 

まさに大学らしい風景。

 

自分は行ったことないんですけどね。

 

そして、三角関係に。。。

と言う具合に物語が進んでいくんですけどね。

ラストシーンに手紙が公開されるんです。

ラブレターですね。

 

互いに好き同士が、ラブレターです。

答え合わせにしても、その内容が胸に刺さるんです。

そこまで行く過程の中で、

「大切な人は、ただ1人。」

「好きな人の好きな人をただ好きになりたかっただけ。」

「別れは、いつだって想いよりも先に来る。」

「みんな微笑みながら、さよなら、またいつか会いましょう。またどこかで。」

 

特に二つ目の台詞が自分の心を抉り取られましたね。

普通なら独り占めにしたいですもん。

でもそこに私への気持ちは無いってなったら、普通ならこんな選択できないですよね。

 

このヒロインに、かかった魔法がその答えにたどり着かせるんだろうなって。

今、この瞬間を大切にしてるヒロインだからこそ。

その目の前の人をちゃんと見てあげられるんだろうなって。

かっこよくなくても、ネガティブでも、コンプレックスを抱いてても、

 

大切な人は、ただ1人で。

その人の時間を大切に思いやれるだと思います。

 

ラブレターのなかで、いつから好きになったのか、

描かれてるんですけどね。

 

映画を観てれば、当たり前のようにわかるシーンなんですけどね。

 

このきっかけって、大事ですよね。

このきっかけが無くなってしまったら、どんな夢も覚めてしまうような気がします。

シェイクスピアをやってたときに、娘の結婚のシーン。

二人が踊り、顔を会わせているシーン。

お父さんとしてみていても嬉しいシーンです。

当人同士なら尚の事ですよ。

もっと早くに気づけてたらなって思います。

 

二人の始まりは、やっぱり大切にしないといけないなって。

相手にちゃんと伝えないといけないなって感じますね。

 

自分を責めるシーン何て特に強く

そう感じました。

 

そして、救ってあげられるのも、その人しかいないんだろうなって。

 

冒頭の

「彼女は、よく嘘をついた。」

深い台詞だなって感じました。

 

 

こちらの作品、もう一度踏み出そうって、

勇気づけてくれる素敵な作品です。

 

ただ、君だけを愛してる。


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予告編


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