実写版『BLEACH』
最終章のアニメ化がきまった『BLEACH』
オシャレで霊圧が消えたり、
オープニングからエンディングまですべてが最高の時間だったアニメシリーズ。
自分が丁度小学生の時期の作品だったのを未だに覚えています。
しまいには
マユリ様が好きだったんですよ✨
というわけで今回は、
波乱を生んだ『BLEACH』の劇場実写版です。
簡単なあらすじは、
主人公『黒崎一護』は元々幽霊が見える体質の為、
日常の中で取り憑かれたり、徐霊をしたり
幽霊にまで優しいケンカが得意な学生です。
そんな日常の中
ある幽霊と関わったことから事件が起こります。
その日をきっかけに主人公のなかに眠って閉ざされていた『霊圧』が世間に出回ってしまいます。
霊圧というのは、簡単に言うと生命力です。
そして、
その霊圧を餌にして生きているのが敵である『虚』(ホロウ)に襲われます。
そして、『虚』を刈る存在『死神』に出会い
日常が変化していきます。
そんな、BLEACHなのですが
主人公を演じるのは、『福士蒼汰』さんです。
非常に頑張ってます。
アニメのイメージや原作のイメージを壊さないように凄く細かくお芝居されていて非常に良かったです。
そして数々の『死神』や、『仲間』が登場します。
人気キャラクターが、凄いCGやアクションで着色された映画ですので中々のパワーはあると思います。
特に注目して欲しいのは『茶渡泰虎』です。
不器用で、よく霊圧が消える彼です。
今回の実写版でも少ない出番の中では
かなりお気に入りのキャラクターです。
不器用さは原作にも、負けず劣らずの存在感です。
次は制作側ですね。
監督は、『佐藤信介』さんです。
『GANTZ』や『アイアムアヒーロー』、『キングダム』などの
CGアクション映画の監督として皆さん知っていると思います。
かなり見ごたえのある戦闘シーンにはなっていると思います。
しかしながらかなり酷評も多いんですよね。
今回の作品は、ストーリーの内容としては、原作の死神代行編グランドフィッシャー戦が話の肝になります。
一護にとって死神として歩み出す最初の大きな敵です。
因縁や死神との戦闘を退いて長年生き残った強個体と言うこともあり原作においても大切なストーリーになっています。
酷評とされる理由は、大半が原作ストーリー
との違いやそこまで至る経緯が薄い事や
出すだけ出して強さがわからないキャラクターの補完足りなくコスプレ大会という声が多いようです。
確かに原作ファンとしては、物足りないような気がしますが、
というか物足りないです。
振り回している刀『斬魄刀』の力を解放するのにおいて『名前』というものが重要とされているのですが設定物足りなかったり
なぜ、一護が苦戦している理由や本気を出していない所や
ストーリーが、ノッペリしていて
原作を知っている人間が観ると続編は、出ないなって感じるように感じると思います。
しかしながら、
個人的には、楽しめる内容ではありました。
原作三巻までの内容を二時間にまとめるのは難しいと思うので仕方ないと思います。
ただひとつだけやってほしかったのは、
ルキアと一護の関係性が
最初の頃との変化がもっと分かりやすくて
その理由も、補完されていたらここまでの酷評にはならなかっただろうなと感じます。
『BLEACH』