井ノ物語

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

『ザ・グリード』

ザ・グリード [DVD]

皆さんB級映画は、お好きですか?

 

B級の中では資金は意外と高かったのに

結果が振るわずに黒歴史にされる映画がもちろんあります。

 

最近の日本のホラーなどそういう扱いをされますが、

みんなでワイワイ観られるのが、

 

ある意味の魅力になっていると思います。

 

 

そして!

 

B級映画の中では、黒歴史にされていましたが、

後々に評価が改められた作品があります。

 

ザ・グリード

 

簡単なあらすじです。

 

3000人を乗せた豪華客船アルゴノーティカ号。

南シナ海を航海中、船内のシステム制御室に侵入した“何者か”の手により

突如航行不能に陥ってしまう。

 

その直後、船は海中より現れた謎の巨大未確認生物に襲われ、

大勢の乗客と乗組員は瞬く間に船内からその痕跡を消しました。

 

同じ頃、密輸業者の『フィネガン』一行の乗った密輸船サイパン号は、

依頼主である武装した傭兵グループと、重火器などの積荷を乗せて現場付近の海域を航行していました。

 

しかし、不運にも暴風雨の海上を漂流していたモーターボートと衝突し、船体に大きな損傷を負ってしまいます。

突然のアクシデントに立ち往生した『フィネガン』達は、

近隣の海上で偶然にもアルゴノーティカ号を発見します。

その直後にサイパン号は同乗していた傭兵たちに乗っ取られてしまいました。

 

彼らは、実のところ、アルゴノーティカ号のシージャックを目論んでいたのでした。

やむなく『フィネガン』達は、

傭兵たちに従い、共にアルゴノーティカ号へと乗り込みます。

 

ところが、3000名の乗客がいるはずの船内には全く人影がなく

唯一の生存者は『船長』と『船主』、そして金庫に忍び込んだとして捕まった『美女』の3人のみでした。

そして、乗客消失の元凶である“何か”が『フィネガン』達に襲い掛かります。

 

という内容です。

 

この映画は、元々B級の中では、50億ほどの予算を使って作り上げた映画といわれているのですが、

 

結果は、三分の一程度の利益しか出せずに

黒歴史の闇の中に葬られてしまいます。

 

実際は三分の一なので20億ほどの利益はあるので悪い結果とまでは言えないですが

 

近年の『JOKER』等の地点で

日本内だけの収益で作った映画に値するので

 

お金を掛けすぎた映画だったのです。

 

確かに当時の映画は、

出すもの出すものがどんどん人気になったりと

映画が娯楽として一番強いものになっていたと思います。

 

いまだと考えられないお金の使い方になりますよね。

 

 

実際のところは、面白いです。

 

しかもとてつもなく。

 

さすがお金をかけた映画だと実感します。

 

もちろんストーリーもおもしろくて

生き残ろうと必死にするも

 

鉄板もものともせず

便器の中からこんにちはをしたり

 

どうやって逃げ切るんだ!!?

 

ってワクワクしていた小学四年生のじぶんが当時いました。

 

この映画なのですが、再ブームのきっかけは、

日本なんですよね。

 

日本だとすごい映像だ!!って

日本じゃこんなにお金は使えないですしね。

 

そして、日本の中でブームが起こりテレビで引っ張りだこになり

評価が改められることで隠れた名作として名前があげられるようになりました。

 

そして、モンスターパニックのなかでも珍しいフォルムなんですよね。

基本的に、『タコ』として言われるんですが

 

海の悪魔とも名高いですから

『リトルマーメイド』などでイメージできますよね。

 

そして、落ちは。たこ焼きになるんですよ。

いま思うと秀逸な笑いどころだったんだろうなって楽しんでいます。

 

監督は、『スティーブン・ソマーズ』です。

彼と言えば、本作で注目を集め、

ハムナプトラ/失われた砂漠の都』で大ヒット以降

ヴァン・ヘルシング』や『G.I.ジョー』など

娯楽作品を撮り続けている映画監督です。

 

まさに出世作です。

そして、炎上商法でした。

 

と言うわけで今回はこの辺りで、

 

配信サイトは、無いんです。

 

DVD等は、廃盤となってしまい観る機械は、減ってしまったかと思います。

今は、プレミアがついていたりと驚愕の作品です。

今回は、Blu-rayで帰ってきてほしい気持ちを込めて紹介しておりました。

 

もし機会がありましたら

是非お楽しみくださいませ!

 

ザ・グリード

ザ・グリード [DVD]

【予告編】


https://youtu.be/YvoDzg5fBHM