井ノ物語

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

『ディープ・ブルー』

ディープ・ブルー (字幕版)

サメと言えば『ジョーズ』の声が

多いと思います。

 

BGMとともに流れる音楽は、

恐怖を植え付けてきます。

 

そして、サメ映画の中では隠れた知能犯がいるんです。

 

ディープ・ブルー

 

簡単なあらすじです。

 

太平洋上の元アメリカ海軍の潜水艦補給所を改造して建設された医学研究施設アクアティカ。

そこでアルツハイマー病の研究を行なっていた科学者の『スーザン』。

施設で飼育されているアオザメの脳細胞を利用したアルツハイマー病の治療薬を開発していました。

しかしある時、飼育されていた第一世代のサメ一頭がアクアティカから脱走します!

 

同施設の近くでクルージングを楽しんでいた若者4名を乗せたヨットを襲撃するという事故が発生した。

 

アクアティカの"サメの番人"である『カーター』がサメを捕獲

怪我人も出ずどうにか事態を収拾したが、

この事故はメディアで大きく報じられることなってしまい、

アクアティカを所有するキマイラ製薬社長の『ラッセル』は、

この事態を重く見て、多額の研究費用の投資差し止めと施設の全面閉鎖とを『スーザン』に宣告します。個人的な信念を持っていた『スーザン』はこれに反発して、

研究がほぼ完成段階にある事を証明するために猶予をもらい、『ラッセル』をアクアティカに招くことになります。

 

そこには第一世代のつがいと、

その二頭の間に生まれた第二世代の雌の三頭が、

施設を中心とするチタン合金製の頑丈な金網で囲まれた大型水槽で飼育されていました。

 

ラッセル』がアクアティカを訪れた翌日の夜、最終実験のために『カーター』が第二世代のサメに麻酔を掛けて搬送。ラッセルの見守る中、スーザンの全体指揮の下でサメの脳から脳細胞を抽出されプロトタイプの試薬が完成します。

 

早速アルツハイマー患者から摘出した脳で治験を実施したところ、

予想以上の脳の活性化に成功するのです。

皆が歓喜に湧く中、ジムがサメを褒めに向かったところ、麻酔が効いて睡眠状態にあったはずのサメが突如動き出し、ジムの右腕を食いちぎります。

すぐさま『カーター』がショットガンでサメを殺そうとするも、『スーザン』がこれを制止し、サメを水槽に戻してしまいました。

サメを逃がすという暴挙に出た『スーザン』に『カーター』は怒りを露わにしながら救助のヘリを要請します。

 

嵐の吹き荒れる中、ジムを担架に載せて、到着した救助ヘリへと引き上げようとするのですが、

担架を吊り上げていたワイヤーの電動ウィンチが突如故障して、急激な逆回転を起こします。

ジムは担架に固定されたままサメのいる水中に落ちてしまうことに。

施設の通信室にいた通信係の『ブレンダ』は、

この様子を見て、直ちにヘリの機体を上昇させて担架を水から引き上げるよう指示を送りますが、

その最中にサメがジムの担架を咥えてヘリを施設に向けて引きずっていきます。

成す術のないままヘリは施設に激突し大爆発、通信室も巻き込まれ、『ブレンダ』もろとも吹き飛ばしました。

その直後、爆発で飛び散ったヘリの残骸が主電源装置に接触し、駐機していた『ラッセル』の飛行機も巻き込みながら爆発炎上し、

施設全体のシステムが完全にダウンしてしまった。

 

未だ状況を把握できずにいる『カーター』らに追い打ちを掛けるかのように、

第二世代のサメがジムを固定した担架を実験室のガラスに勢いよく叩き付けます。

ヒビの入ったガラスは水圧で瞬く間に割れ、大量の海水が一気に実験室へと流れ込みます。

フロアを移って辛くも浸水から逃げ延び、状況把握をする中で『ラッセル』が『スーザン』にサメに何をしたのかを問い詰めます。

 

実はサメの脳の大きさはたんぱく質の採集には不十分でした。

そこで研究中止を恐れた『スーザン』が『ジム』と結託し、盟約で禁止されている遺伝子操作で脳を大きくしたことを告白します。

 

その影響でサメが人間並みの知能を得たことが判明。

 

また、システムダウンにより救難信号さえ出せなくなったアクアティカは海に佇む牢獄と化してしまいました。

 

という内容です。

 

サメに追われる映画の中では、珍しく

 

知能犯による自然の猛威が魅力的の1作なのですが

 

生き残るのがまさかのコック黒人なんですよね
 

ネタバレになりそうですが

このキャラが濃くてですねー

 

どんなフラグもはね除けるんですよ!

 

完全に死んだろって思いきやフライパン片手に生き残るのが彼は、

 

まさに勇者です。

 

この映画は、一時期よくテレビに引っ張りだこでしたが

最近はご無沙汰なきがしますが

 

個人的には、サメ映画の中では、

ハラハラドキドキの緊迫感が素晴らしい映画となっています。

 

かなり印象的な担架の窓割りシーンは、

絶望的な表情と相まって一番の恐怖でした。

 

そして、人間関係が良くできていて

人が減るごとに寂しく切なくなっていく最中

 

サメは、それを惜しむことなく襲ってきます。

 

サメが襲う理由なども考えると意外と感慨深い切なさなんですけどね。

 

それも人の知能がついた生き物という運命なんでしょうね。

 

と言うわけで是非お手にとってみてください。

 

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Amazonプライム』ではレンタルの扱いになりますので

おすすめは、『U-NEXT』になりますね。

 

と言うわけで頭を使うサメとの攻防を描いた映画

是非お楽しみくださいませ!

 

ディープ・ブルー

ディープ・ブルー (字幕版)

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【予告編】


https://youtu.be/GCs2slK8GkY