10年前に志した思い出は。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
かれこれ『竜とそばかすの姫』が叩かれていたりするご時世でございまして。
夢を持つ事が難しい時代になったなぁと感じるここ数年。
コロナで夢を追えなくなってしまった人が居たり。
やりたい目標を聞いても答えられない若者が多かったり。
非常に考え深い出来事がこの1ヶ月多かった様に感じました。
自分が夢を追いかけているのが正しいのか不安になってくる程に。
そんな中8月1日。
自分のルーツについて考える日が不本意に突然にやってきました。
それと同時にある作品が今年の夏10周年を迎える事になりました。
その作品は、自分に『声優』になりたいと思わせた大切な作品でした。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
簡単なあらすじです。
いつも一緒にいた仲良し6人組がいました。
あの頃は、何でも出来ると思っていて、怖いものなんて無いって思っていた青春時代。
そんな時、時間がは起こってしまいました。
何気なく言った言葉。
傷つけるつもりなんて無かったその言葉。
明日謝ればいい。そう思っていた。
そんな日は来る事なく、彼女は居なくなってしまいました。
そして時は流れ、ある夏の日。
奇跡が起こります。
死んだはずの少女『めんま』が突然目の前に現れました。
というお話です。
昔の心残りだった子供達の前に奇跡が起こり
もう一度6人の思い出を残し前を向いていく内容ですが、
当時深夜アニメを探して注目作品をチェックしていたオタク時代にこれは面白いはず!!
って目をつけていた作品でした。
当時は『CLANNAD』とかの感動ジャンルにハマっていた自分はめちゃくちゃ気になってたんですよね。
蓋を開けたらもう号泣でした。
ゴールが見えてくるにつれて終わりが来るのが伝わってきてお別れが近づくのがわかってきて。
毎回泣かされてしまいました。
最終回もう吐きそうになりながら泣きじゃくってしまいました。
もう何がすごかったかってストーリーとか映像もよく出来ていて段階を踏んでいく事でわかりやすくなっている所とか色々ありますが、
声優の声に震わされたんです。
もうやばかったです。
アニメを好きだったオタクでしたがこれを見た時にアニメを舐めていた事に同時に気がつかされたんですよね。
元々は実写とかが好きで観ていた人間だったんですよ。
舐めてたんですよ。
それがまさかアニメで、こんなに心を震わされるなんてね。
『CLANNAD』も泣かされましたが、まだ親になってないのもあり感情の込め方が浅かったんでしょうが、泣かされました。
でも余りにも今回はグサッと刺されました。
しまいに音楽ですよ。
『secret base ~君がくれたもの~』ですよ。
この曲が最初に発表されてから丁度10年。
その年にこの作品が生まれ8月という夏の終わりが重なり本当に良かった。
元々この曲自体もテレビでよく聴いていて幼心に良いなぁって思っていたんですよね保育園とか低学年の時期ですよね。
それから小学生、中学生。
色んな思い出達が沢山出来て、好きな人が出来て、秘密基地をつくって、皆んなで集まって。
夢とか目標はイマイチパッとしないけど、ゲーム会社で働きたいなんて考えてたなぁって。
未だに思い出すんですよね。
めちゃくちゃ無茶苦茶に引っ掻かれましたね。
専門に入った当時と卒業後の2回聖地とされている『秩父』にも行ってきました。
まだこの作品が生きているんだなぁと感じながら周りましたね。
こんなに愛されている作品という事ありがとうって気持ちしか無いですよね。
皆んなそれぞれの思い出と思い入れがあるであろう作品で、自分には夢を貰った大切な作品です。
記事を書いている今でも勝手に涙が溢れて止まらないくらいで誤字してたら御免なさい。
キーボードが上手く打てないんですよ。
画面が濡れちゃって。
あれから10年経って役者を目指して、夢を目指している。
ありがたい事だと思います。
道はばらけてしまったけれどまたどこかで胸を張って会える様に頑張ろうと思いました。
と言うわけで今回はこの辺りで。
【予告編】
映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』特別先行映像 - YouTube
〈Netflix、U-NEXTにて無料で配信されています。〉