映画のちから

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

1999年最後の映像体験『マトリックス 』

お久しぶりです。

コロナが世界に影響を与え、香川県に引っ越しをしてから早くも1年半がもうすぐ経とうとしております。

そんな中世界は寝間ぐるしく一気に『IT』が発展して行き『Internet』や『情報』に溢れた世界になりました。

 

この三年間で生活や働き方が変わった方もいらっしゃるんではないでしょうか。

 

そんな世界になった時、何を求め信じるのか?

 

縛られた世界から解放を描いた芸術的なSF映画が1999年に産声を上げました。

 

マトリックス

この映画は、2000年代に向けたメッセージ性の強い名作映画でした。

この『マトリックス』三部作は、4歳のわたしの心をつかんで離さなかったアクションやCGを使った近未来SFとしても映像体験としても圧倒的な作品でした。

マトリックス (字幕版)

 

目次

簡単なあらすじ

ソフトウェア会社でプログラマーとして働くサラリーマン『トーマス・アンダーソン』。

彼は、天才ハッカー『ネオ』としての裏の顔を持っていました。

そんな彼は平穏な日常を送る中で「起きていても、夢の中にいるような感覚」を味わっていました。

そんなある日、パソコンに「起きろ、ネオ。マトリックスが見ている。」「白ウサギの後を」という謎のメッセージが届く。

送られて来たメッセージの通りに『白ウサギ』について行くと黒いドレスを着た女性が姿を表し『ネオ』に危険が迫っている事を伝え去って行きます。

次の日、会社に出勤してみると、彼のもとに『モーフィアス』と名乗る人物から携帯電話が送られて来ます。

気になり携帯電話に出てみると『エージェントと言われる黒スーツを着た人たちが『ネオ』を追っていることを知らされます。

ネオ』は、モーフィアス』の指示に従い彼らから逃げようと試みますが捕まってしまいます。

そして『モーフィアスを捕まえるために尋問されるが協力しなかったため、見たこともない機械を体に埋め込まれてしまう。しかし、機械を埋込まれた後目を覚ますと自分のベッドの上横になっていた。

口がなくなったり機械を埋め込まれたりとあまりにもあり得ない出来事は悪夢だと思い込んだが、再びモーフィアスから電話がかかってくる。

『ネオ』は彼に会うことを決め、仲間の車に乗モーフィアスの元まで向かうのだった。

モーフィアス』たちの隠れ家に到着し対面を果たします。

ネオ』は今まで知りたかった【マトリックス】について問いただそうとしますが、モーフィアスから「今まで通りの生活がしたいなら青色の錠剤を、真実を知りたいなら赤色の錠剤を飲め」と二択を迫られる。

 

ネオは迷いながらも赤色の薬を飲む。

 

目を覚ますとネオ』現実の世界を目の当たりにすることになります。

20世紀末だと思っていた夢の中の世界(マトリックス】=仮想現実)は虚構であり、現在は21世紀末で、世界は人類とAIとの戦いによって崩壊していました。

人類はAIとの戦いに勝つために、ロボットがエネルギーとして活用していた太陽光を雲で覆うことでエネルギー供給絶ち勝てると考え、世界から太陽を隠しました。

 

しかし、皮肉なことにロボットは人間の脳から発せられる微弱な電気信号をエネルギー源とする方法を生み出し、人間を電池として利用しているということをモーフィアスから告げられます。

『ネオはパニックに陥ってしまいますが落ち着いたところで『モーフィアスからある話を聞かされます。

 

マトリックスが作られたとき、中である男が生まれた。」

「彼はマトリックスを変えることができる」力を持っているというのだ。

「彼の死後、彼の再来が予言された。」

「その人間によって戦争は終わる」

 

『モーフィアス』は『ネオ』こそが救世主とを伝えた。

 

マトリックス内での戦い方を仕込まれた『ネオは『モーフィアスに連れられ、予言者・オラクル』のもとへ誘われた。

 

『ネオ』は自分が救世主かどうか『預言者という質問するが、「救世主ではない」と答えられてしまう。

さらに、やがて「モーフィアスの命か、自分の命か」という選択を迫られる時が来ることを伝えられる。

 

真の救世主は、誰なのか。

『モーフィアス』たち人類の運命はどうなるのか。

 

 

というのが簡単なあらすじになります。

 

マトリックス』のキャスト

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トーマス・A・アンダーソンネオ (キアヌ・リーブス)

本作の主人公。

大手のソフトウェア会社に勤めているが、天才ハッカー・ネオとしての裏の顔を持つ。モーフィアスとの接触により人類の存亡をかけた戦いに身を投じていきます。

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トリニティ (キャリー=アン・モス)

ネブカデネザル号の副船長を務める本作のヒロイン

ネオの案内役としてマトリックスから現実世界へと導き、以前からネオに対して好意を抱く。

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モーフィアス (ローレンス・フィッシュバーン )

ネブカドネザル号の船長であり、人類を救うことのできる救世主を探しネオに接触

マトリックスの世界では伝説的なハッカーになっており、テロリストとして指名手配されている。

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エージェント・スミス (ヒューゴ・ウォレス・ウィーヴィング)

マトリックスを守る監視プログラムのエージェント。

マトリックス』3つの魅力

①【圧倒的映像体験】

本作では今までにない撮影方法レットタイム」という技法を用いました。

この撮影方法は特殊撮影の一つで被写体の周りに何台もカメラを設置し、アングルを動かしたい方向に順番にカメラを撮影していき、被写体の動きをスローモーションに見せながらカメラワークは高速で移動しているというものです。f:id:inomonn:20220922223016j:imagef:id:inomonn:20220922223019j:image
この撮影方法で撮影された有名なシーンが『ネオが『エージェントが撃った弾丸を体を反らして躱すシーンかと思います。

マトリックスを見ていなくても、このシーンは知っているという方も多いのではないでしょうか。

②【圧倒的アクション】

マトリックスの映像はバレットタイム以外に注目を受けるのはやはりワイヤーアクション」です。

もともと「ワイヤーアクション」というのは香港が代表する専門技術でした。

香港の監督ユエン・ウーピンの手によって、マトリックスのワイヤーアクションは成功。ハリウッドや世界各国でワイヤーアクション」使われるようになり映画業界に革命を起こしました。

アカデミー賞で【視覚効果賞】【編集賞】【音響賞】【音響編集賞】の4部門を受賞

 

③【神話性、哲学性、メッセージ性】

本作は、練りに練られた脚本もまた魅力を引き立たせてくれます。

この作品には、『キリスト教の教え』や『水槽の脳』や『ソクラテスの弁明』という哲学的理論をSFの理想と問題提起を見事に組み合わせて制作されています。

 

電池として繋がれている人間たちが見ている夢の世界がマトリックスの世界です。

これこそまさに『水槽の脳』であり、魅せられた架空の幸せを選ぶのか、他者のために自身の中の正しさを選ぶのか。

 

この選択の連続こそが、他の作品たちにはなかったメッセージであり最大の魅力になっています。

楽しみ方

自分はこの作品を見たときに何より感じたことは、監督の抱えていた悩みと普通では無かったという苦悩でした。

監督『ウォシャウスキー兄弟』(現在では性別適合手術を受け姉妹になっています。)

 

なぜそう感じるかというと何よりも

 

『ネオ』と『トリニティ』

 

この二人こそが監督の分身となっているからです。

 

ずっと打ち明けられず抱え込んでいたり本当の自分はどれなのか考えてきたと思います。

 

自分自身も似たような悩みを抱えていました。

母子家庭でおじいちゃんも小学校低学年の時に亡くなり、女性しか周りにいなく小学生時代は女子と一緒にいる方が安心出来たり、口調が女っぽい等から中学から他者とずれていることでいじめられ悩みを抱えていた事もありました。

 

そんな時期にすごく見ていた作品が『マトリックス』でした。

こんな世界であったらいいのになんて気持ちをのせていたんです。

 

今となって気が付きましたが何かに縛られて苦しんでいたんですよね。

自分では選択できない領域でベースが整ってしまい修正をかける事が難しくなって。

 

でもそれでは幸せになれない。

自分にしか残せないものがある。

自分の殻を破り捨てる選択が必要だ。

 

そんな声が自分には聞こえてきました。

 

自分の場合は自己否定も半分入っていますが、

 

【自分に足りないものを理解したい】

【自分に足りないものを埋めたい】

【苦しいだけじゃなく喜びや幸せも溢れている】

 

それを伝えたいからこそ役者という世界に足を踏み入れてしまいました。

 

自分のことを少し語りすぎてしまいました。

話を戻します。

 

そんな監督にとって

 

『ネオ』は救世主であり解放の使者【神】であり。

『トリニティ』は自分自身の求めている理想や望み【三位一体】であるんだと思います。

 

そして『ネオ』はどこにでも存在している。

皆を支え幸せに導いてくれる。

神に等しい存在なのでしょう。

 

救世主の存在は、一度罪を受け入れ他者のために命を捧げ、愛の力で復活しました。

縛られては本当の自分自身になれないし、幸せにはなれない。

だからこそ自身で考え他者のために愛を持って行動してほしいと

誰にも縛られ苦しみ、縛って苦しめてはいけないというメッセージが込められているように感じます。

 

と言うわけで長くなりましたので今回は、この辺りで。

 

次回は三部作の後の世界を描いた『マトリックス レザレクション』について触れたいと思います。

 

配信サイトは、『Netflix』『U-NEXT』『Amazonプライムビデオ』にて配信されています。

Amazonプライムビデオ』では、レンタルになり課金になるため

Netflix』と『U-NEXT』をおすすめしています。

この作品をU-NEXTで観る

 

【予告編】

少年は、【おっぱい】について考える。『ペンギン・ハイウェイ』

ペンギン・ハイウェイ

『おっぱい』

乳児に授乳をする際や女性の胸全体に使われる名称。

 

きっとみんなも大好きな『おっぱい』は、

まさに栄養を与えてくれる存在です。

 

そして、

『おっぱい』について考える小学四年生の少年がいます。

そんな少年のジュブナイル作品を紹介したいと思います。

 

ペンギン・ハイウェイ

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簡単なあらすじです。

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利発な小学4年生・『アオヤマ』くん。

 

自分の賢さを自覚しながらも好奇心旺盛

自信過剰だけど「将来は偉い人になる」為に

日々の勉強は怠らない。

 

そんな少年が、今心惹かれているものは、f:id:inomonn:20210928223513j:image

自由奔放さの中にミステリアスな魅力を秘めた歯科医院の『お姉さん』と郊外の街に突然現れたペンギン

 

 

海のない住宅街になぜペンギンが現れたのか?

 

ペンギンは、どこから生まれてどこに行ったのか?

 

疑問を抱いたアオヤマ君はペンギンについての調査をしていきます。

 

といった内容です。

 

この作品は、

監督は、『フミコの告白』で有名な『石田祐康』さんです。

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かなり細かい躍動感のある短編ですがワクワクさせられるのが魅力的です。

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そして前回紹介した『泣きたい私は、猫をかぶる』やオリジナルポケモンアニメ『薄明の翼』『スタジオコロリド』によるアニメーション作品です。

森見登美彦の同名小説を原作とした作品なのですが四畳半神話大系から好きになって読み始めましたが、やっぱり当時の自分には、難しかったです。。。

 

何のこっちゃの嵐でしたよ。

 

さて映画の方に戻りますが、素直にめちゃくちゃに面白いです。

いや、おさらいと思い見直したんですけどね。

本当によかったです。

 

先程も言いましたが、

少年達が、たまらないです。

小学生ならではの距離感と好奇心、慢心等々

 

そして、紹介ダイジェストが、優しい。

こういう人なんだな!!

っていうのが一瞬でわかるんですよね。

 

最近だと、徐々に見えてくるのが多いですが

一瞬で、一コマ一コマを大切に切り抜いてる所は

子供の頃が、今となっては一瞬で過ぎていったような事を思い出しました。

 

そして、お姉さんです。

お姉さんの声は、蒼井優さんがやられているのですが

 

これがまた魅力的なお姉さんなんですよね。

 

少年時代、確かに気にかけてくれる近所のお姉さんとか好きでしたね。

自分は、そこまで『おっぱい』について考えてはいませんでしたけど。

 

勿論ストーリーは、平凡ではなくて

おとぎ話のようなジュブナイル作品です。

 

でも、やっぱり当時の自分には難解だとは、思いました。

 

ただアニメーションになることによって分かりやすくて。

いやぁ、すげぇよ本当。。。

 

まず基本的にSF作品になるので、

特殊な用語が出てくるんですが、

そこに終末論や自然が絡んできて

 

多分基本的に意味がわからないという声が多かったりするんですけど

『海』の表現が、津波などの自然災害を彷彿とさせていて

『死』を彷彿とさせているんですよね。

 

逆に『お姉さん』は、サイクルの中に組み込まれた存在ですあり生命そのものだと思います。

 

『ペンギン』に関しては、唯一抗える抑止力として描かれていると思います。

 

何を示しているのかは、もはや宗教的なテーマになってきますが

 

『輪廻転成』

 

『巡り巡って』ということなのだと思います。

 

最後に登場する『ペンギン号』は、そういうことでしょうかね。

 

 

最後に、大事なお話です。

 

『おっぱい』についてです。

これにも深い意味があります。

 

終始冗談まじりでお話ししておりましたが、この『おっぱい』が本当に重要だと思います。

 

いやコレは、マジで。

 

『おっぱい』について冒頭でWikipediaから引っ張ってきましたが、そんな文字では無く生き物としての関係性のお話です。

少年が、何故『おっぱい』が気になるのか?

 

コレがこの作品の大切な要素だと思います。

皆さんにとっての『おっぱい』は何ですか?

 

この作品での『おっぱい』は、【母性】【安らぎ】【癒し】だと思います。

赤ちゃんが、抱かれている時のあの安心仕切った表情。

そこから成長して乳離れを迎えます。

 

そんな成長を皆、通過して行きます。

 

それでも尚、『おっぱい』を求めているのは、

どれだけ成長したとしても求めているという事です。

自身が成長する為に返ってくるんです。

 

そこを説明する為に帰ってくるのは、先程の海のお話です。

昔の昭和歌謡の中で、ジュディ・オング『魅せられて』という曲の中に【女の海】という歌詞が有りますが女性の儚さ優しさ深さ、力強さを感じられる『お姉さん』は、正に【海】です。

 

海の満ち引きの様に惹かれていくのは、

正に必然と言いますか、自然なのだと思います。

 

最後少年は、成長した後にもう一度願います。

 

【お姉さんに会いたい】

 

どれだけ時間をかけてでも、もう一度『貴女に会いたい』と。

 

少々小難しく感じたかと思いますが『SF』『哲学』のお話になるので深く考えずとも出会えると思います。

実はきっとすぐ近くに居ると思います。

 

と言うわけで今回はこの辺りで。

 

 

色々適当なことを並べましたが、映像が綺麗でワクワクをくれます。

 

個人的には、それだけでも十分に見る価値はあると思います。

 

コーラが、ペンギンになって駆け抜けていくあの絵は、もうたまりませんね!!

 

自分もその勢いで『おっぱい』に飛び込みたいと思いました。

 

と言うわけで

正直な話をいうと森見登美彦』作品は、

個人的に言葉で意味をネタバレ無しで言うのは難しいので

 

是非今作を観たり、読んでみてください。

小学生の頃、愛おしく想う人を思い出せると思います。

 

配信サイトは、Netflix』『U-NEXT』『Amazonプライムビデオ』にて配信されています。

 

因みに『コロリド作品』は、他にも本当に名作揃いなのでそちらも観てみてくださいませ。

 

 

ペンギン・ハイウェイ

ペンギン・ハイウェイ

ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)


映画『ペンギン・ハイウェイ』 予告1 - YouTube

普通に生きるって何?『惡の華』

どうもここ数日前に挫折を久しぶりに突きつけられました。

ブログなど有り難いこと興味を持って頂きまして

色々伸びていて嬉しいことの多い矢先に突きつけられました。

 

元々自分自身が蓋をしていたといいますか、発達障害のような病的な要素を含んでいることは、小学生の連絡帳でも明らかなんですけどね。

それを活かせると信じて蓋をして生きてきました。

しかしながら自覚他社から突きつけられますと心にぶっささりましてかなり心が切なくなってしまいますよね。

 

まぁ今では気を取り直して目標に向けて何を残せるのか考えたり足りないものを補給しておりました

 

その中で仮説思考やら色々材料がビジネス書には隠されているわけで

その中に昔から語られている本を読み直しました。

 

『天才を殺す凡人』と検索すれば出てくる有名な本なんですけど。

 

似たような本があったなぁって思ったんですよ。

しかも高校時代に周りから否定されながらも理解しきれないけれども惹かれた作品が。

惡の華

惡の華

簡単なあらすじです。

クラスの人気者『佐伯奈々子』に密かに想いを寄せる『春日高男』

ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまうが、その様子は嫌われ者の『中村佐和』に目撃されてしまいます。

窮地に陥り、『仲村』からの無茶な要求に翻弄される最中、意外なきっかけから『奈々子』と付き合うことになり、『春日』は恋心と背徳の自己矛盾に蝕まれて。。。

 

というお話です。

 

この作品は、押見修造さんによる文学的漫画が原作になります。

他には、ドラマ化もされた『ぼくは、麻理のなか』など、心の中の『コンプレックス』などを描くのが得意な漫画家になります。

 

そして今作は、押見修造先生を有名にさせた作品でもあります。

 

そんな今作の評価なのですが、

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原作コミックについては、宗教的な人気があるので4.3と評価されています。

アニメ版に関しましては、敢えて割愛します。

理由はちゃんと完結していなかったからという点で敢えて触れません。

良かった点を挙げるとなれば、ロトスコープを使った作画方法が良かったです。

因みに悪かった点は演者の芝居がとにかく酷いです。

折角のロトスコープをドブに捨てる御芝居には吐き気でした。

そんな私は、そっと1話で視聴を辞めました。

そして実写映画では3.2と言う評価がされているようです。

内容を見てみると

わからなかった。

漫画も読んだのですが映画で改めて観てもいまひとつピンとこなかったです。

もはや普通人間になった俺にはなんのことやら。

何故。春日が悪魔のような中村さんの言いなりになるのかが分からない。

 

と大半が分からないという声が殆どでした。

まぁ当然の事のように感じます。

高校時代の自分もこの作品を理解出来ませんでしたから。

むしろ理解出来ないのが当然な位です。

人の心の闇が色濃く描かれているからです。

 

何故なら普通の人は、歪なものを受け入れられないからです。

自分は歪だと思いたくもないですし、思われたくないです。

だからこそ理解や受け入れが出来ません。

 

そんな今作を理解する為には、主要な3人『春日』『佐伯』『仲村』の人物像を理解する事が大切です。

この3人因みに其々三者三様歪さを抱えています。

その歪さを理解していきましょう。

 

まずは主人公の『春日』です。

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彼は、難しい本に触れて自分は他とは違うと思い込んでいる痛い普通の中学生です。

しかしその本質にあるのはアガペーです。

日本語的に表現すれば『無償の愛』と言われるものです。

まさに『共感能力』が非常に高い人物でした。

その理由も難しい本を読んできたからこそ得られた『能力』だと思います。

その能力こそが、『仲村』『佐伯』という人物を惹きつけたのだと思います。

 

そして『佐伯』です。

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1番まともそうに描かれていますが、

個人的にはこの作品で1番歪なサイコパスだと思っています。

何故かと言いますと誰にでも愛されるように振る舞える人物なんです。

計算的なやり取りをしている人物なんですよ。

まさに『秀才』です。

そんな彼女が『春日』に惹かれた理由は単純です。

損得では無く『仲村』を庇った行動に惹かれたからでしょう。

計算ではなく私という人物を『理解してくれる』『受け入れてくれる』

そういう『愛』を求めて居たんです。

 

そしてついに1番のヘンテコ人物は、『仲村』です。

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皆さんにはどのように写りましたか?変な奴でしたか?

たしかに変なのはその通りだと思います。

普通じゃないです。

でもそれには理由があります。

 

彼女は、他者を『理解出来ない』

そして他者から『理解されたい』

その苦しみに苛まれた人物です。

 

恐らく障害を抱えた人物だったんでしょう。

それについては、自分が似たような素質を持っているからです。

自分も連絡帳では落ち着きが無いやら集中力がないと書かれてきました。

そんな私と彼女の違いは、特化した部分に気が付けたかどうかによります。

自分の場合は、小学から芸術面に特化して独自で広げて美術部時代では県の美術館で展示されていました。

たまたま自分の世界観が他者と違いという武器に価値が有ると受け入れてくれる人が点々と表れてくれたからです。

それがなかったら中学生編ラストの『仲村』のような行動をとって居たと思います。

 

そしてこの作品での『仲村』さんの大切な人は『春日』になります。

その理由は、唯一『仲村』という人物を理解出来る人物だったからです。

自分を理解してくれて、受け入れてくれて。

 

そう考えると中学の時期の出来事、高校での出来事。

全てがわかってくるのでは無いでしょうか?

 

この作品のテーマは、『理解』『愛』だと思います。

もし『春日』『佐伯』を受け入れていればより歪みは広がらなかったでしょう。

もし『春日』『仲村』を理解出来なければきっとこのような事態にならなかったでしょう。

 

そしてずっと言ってきた中学生編のラストです。

何故『仲村』は、『春日』を突き飛ばしたのでしょうか?

それは『仲村』は気がついていたんでしょう。

『春日』は、普通に生きていけるという事に。

彼ならば他の人と出会い幸せになる道がある

からこそ自分と一緒にいてはいけない事に気がついたからだと思います。

高校編ラストの『仲村』の反応は、何故という感情と塞いだ嬉しさがあったのでしょう。

そうでなければ彼女は心から幸せそうに笑える訳がないです。

 

今までの笑いは自分の苦しみと他者への怒りや憤りの現れです。

わかりやすく言えばホアキン『joker』でしょう。

彼も笑いながら涙を流していますからね。

 

そう考えると『joker』はYESで『惡の華』は、NOと言うのは可笑しいな話ですよね。

 

少しでも繋がりや理解が進めば、少しでも惡の華優しく眠りに目を瞑れるのではないでしょうか。

 

というわけで今回はこの辺りで。

 

惡の華

惡の華

惡の華 コミック 全11巻完結セット (少年マガジンコミックス)

【予告編】



世界最速配信!!考える事を楽しむ。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』

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シン・エヴァンゲリオン劇場版

と言うわけで、世界最速で配信されました。

予想外のスピードで完結してしまいました。エヴァ



前回は、ネタバレを極小で自分なりの答えを証明しましたが、配信されたと言うこともあり皆んなが手を取りやすくなったと言うこともありネタバレしながら自分なりの答えを解答しようかと思います。

 

簡単なあらすじです。

西暦2000年9月13日に起きた大災害「セカンドインパクト」によって世界人口の半数が失われた。

その15年後の西暦2015年、主人公の14歳の少年『碇シンジ』は、離れて暮らしていた父『碇ゲンドウ』に突然呼び出され、巨大な汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン(EVA)初号機のパイロットとなって第3新東京市に襲来する謎の敵『使徒』と戦うように命じられます。

使徒』を倒さなければ過去の大災害の様に『サードインパクト』が引き起こされてしまいます。

当初は父から認められたい気持ち、そして零号機パイロットの『綾波レイ』の傷ついた姿を目の当たりにし、正義感から仕方なく初号機に乗りこみます。

使徒』との戦い、そして周囲との交流によって次第に変化していきます。

新たにドイツから来日したEVA弐号機のパイロットの少女『アスカ』が仲間に加わり、彼らは次々と襲来する『使徒』に立ち向かっていきます。

 

と言うのが主な共有の物語になります。

 

それ以降は、新旧でストーリーが細かく変化しているので明確にはここであらすじを止めました。

 

さて『エヴァンゲリオン』完結いましたが、

皆さんはどう考えましたか?

 

個人的には、前回もお話ししましたが、今も変わらず『旧シリーズとまんま一緒やないか!』と言うオチでした。

 

新旧共通するのは、『人としての可能性』『自らの可能性』に気づき世界を新たにやり直す。

という内容だと感じていました。

 

そしてそれは今回でも当てはまるというか

まんまなんですよね。

一部人を増やしたり、人を救済したりと一部は違えど向かってる未来やメッセージは、余り変わってないんですよね。

 

変化しているのは、『製作者の意図と精神、環境』な部分です。

ある意味そこが理解しにくくしている要因でもあるんですがね。。。

本当今も昔も自分を伝えるのが得意じゃ無いんでしょうね。

 

その前にシンエヴァンゲリオンのあらすじに入ります。

序盤は、復興に進む人間の素晴らしさや可能性に触れていく物語になっていました。

その中で『黒波ちゃん』が人の様に変化していく様子が印象的に残り、そして『綾波綾波だ。』からの回収されていきます。

 

その後変化していく『シンジ』がもう一度自分の役目に向き合って行きます。

 

ここまでの流れについては、テレビシリーズ伝説の最終回、『おめでとう〜ありがとう』でやりたかった人として生きていく事に向き合っていくパートだと思います。

 

そして皆が考察している内容や疑問視している点は、おそらく『アディショナルインパクト』以降の完結までの流れなのでは無いでしょうか?

まぁ旧で考えれば『人類補完計画』の様なパートになるんですかね。

その実行を碇ゲンドウによって進められて行き、父のしでかした落とし前をつけに初号機に乗り込むシンジくん。

 

さぁ始まりましたよ。庵野秀明ワールド』

 

全ての始まりの地、マイナス宇宙やらやたら御託が並べてられますが、簡単に言えばインスピレーションの世界、仏教で言えば『識(無意識)』の世界ですかね。

それ故に自由で縛りもなく子供の様に瞬間移動を繰り返しております。

 

それをシンジくん頭容易くお父さんの元に向かいます。

話し合いの末、人類の可能性を見出し、全てが幸せになる道をシンジくんが導く。

 

というのが簡単な後半のあらすじになります。

そんな一連の中『死』『生』に向き合っていく中でシンジくんは、前向きになり人との繋がりに気がついていく訳でもう人類は補完されない未来が確定してるんですよね。

 

そして皆さんが恐らくこんがらがっている要因は、碇ゲンドウ』『真希波マリ』『式波アスカ』

それぞれの役割が鬼門になっている様に感じました。

そう感じる要因は、友人に感想を聞いた時に感じたからです。

 

なので各キャラクターの役割について述べながら宗教のお話でもしようかなと思います。

 

まずは碇ゲンドウについて触れます。

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彼の人となりですが、コミュニケーションが苦手な人間です。

それ故に、本編内でピアノと本が好きと独白しているのでわかっていると思いますが、更に分身として作品に登場している人物が渚カヲルです。

でもどうして?となるのが当然かと思います。

自分でも初見では理解しきれなかったです。

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f:id:inomonn:20210823235025j:image(通常カヲル座り)

確かに13号機がカヲルくんと同じポーズで待ち構える碇ゲンドウの図、ピアノ。ヒントは、無数にあったんですけどね気が付かなかったです。

そんな中で公式の薄い本を見返した時にピンと来たんですよね。

父がピアノを弾き、足元で寛ぐカヲルくん、そこで戯れるシンジくん。

この絵を見た時に同一だったんだとゲンドウの父の親としての愛を感じたんですよね。

カヲルくんは常にシンジくんのためにピアノを弾き心を癒やしてくれます。

恐らくユイを失い捻くれてなければ、この様なことをしてあげたかったんだと思います。

 

つまりこの一枚はエヴァが無い世界の『碇家』の一枚だったという訳です。

その中でカヲル君がいるのは、何故?となると思います。

その理由は、旧作から語られ続けていました。

ゲンドウは、常にシンジを拒絶します。この存在を『黒ゲンドウ』とします。

そして常にシンジ肯定し続けるカヲルを『白ゲンドウ』とします。

ゲンドウは常に愛しているのに愛していないと語るライオンの様な父親です。故に強くなれと語ります。

そしてゲンドウがこの計画の為に切り離したのが優しさの精神白ゲンドウでした。

その結果として対極的な人物として『渚カヲルが生きていたんですね。

それ故に13号機には、『渚カヲル』と『碇ゲンドウ』が2人でなっていた(人物の同一化オーバーラッピングというんですかねこの作品だと。)という訳なんですかね。

それ故にゲンドウの下車、カヲルくんが座った座席は、ゲンドウが座っていた席なのでしょう。

それを考えるともう一つ似た様な人物がいます。

それが式波・アスカ・ラングレーです。

終始自分は使徒だと考えている彼女は神が伸び続ける事に啖呵を切っていましたがマリは、人間と語っています。

そんな彼女が13号機に取り込まれるシーン

使徒化したアスカを取り込む事が役割と語っていますが、それだけじゃ無いと感じています。

それはあの取り込みの瞬間こそがオーバーラッピングの瞬間だと思います。

そう考える理由は、ラストの駅のホームのシーンに繋がります。

駅のラストシーンは、カプ厨が悲鳴を上げておりますが、そんなシーンじゃ無いんですよ。

 

駅のシーン、ホームが分かれているのには意味があるからです。

 

シンジくんがいるのがシンエヴァンゲリオンの世界を意味していて、

逆に奥側のホームは旧劇のホームを意味していると思います。

カヲルとレイが一緒にいるというのは、エヴァンゲリオンが無く、リリンとアダムが争わなくていい世界である事の意味と差別の無い世界に作り替えられたという意味になります。

 

そして1人でいる『アスカ』です。

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何故1人でいるのというのが味噌なのですが、旧劇でのラストは、シンジと一緒に居ましたが、このホームの時シンジは向かいのホームに居ます。

つまりは、つがいが居ない構図になります。

 

そしてもう一つ何故旧劇が唐突に現れるの?となりますが

あの取り込みのシーンこそが、『式波』と『惣流』がオーバーラッピングした瞬間ということとなると思います。

それ故に魂が回収される時にキーアイテムの赤い人形が登場する訳です。

旧劇では共依存の関係で同じ痛みを抱えて好意を持ちつつも素直になれない2人が補完後の人類を作るエンディングでした。

しかしアスカが本当に幸せになれる方法は、ケンケンの様な人間が相応しいのではないしょうか。

愛される事を恐れた女性を癒やし献身的に務めた先に彼女は気がつくのでしょう。

それが人形の着ぐるみを脱ぐシーンになります。

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そして海のアスカとシンジのシーン。

まさに若い失恋のシーンですよね。

ケンケンといる事がアスカの幸せである事に気がつくシンジは、アスカに想いを語ります。

あの時にアスカは、1人になりケンケンを見つける、迎えを待つ未来に書き換わったのでしょう。

そしてアスカは回収されて行きました。

 

個人的にシンエヴァンゲリオンで一番感動させられたシーンでした。

 

因みに回収のシーンなんですけどゲンドウ→アスカ→カヲルの順に回収しているのも

ゲンドウからのカヲルだと、アスカが救われ無いからこそこの順での回収になったんでしょうね。

 

そして『真希波マリ』

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彼女は一番謎が多いと考えられていましたが、

一番純粋で一途な存在でした。

 

彼女の生い立ちは、『貞本版エヴァ』で語られました。

飛び級で大学に入り、ユイやゲンドウと共に学んだ同期の人間です。

そんな彼女は、ユイが好きでした。

その思いをユイに伝えた時に普通なら気持ち悪がられると思うところを受け止めてくれました。

その時にユイに眼鏡と髪型をセットしてもらいます。

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そのトレードマークは、シンエヴァンゲリオンまで引き継がれて行きました。

 

つまり彼女は、ユイとの想いや約束を一途に向き合い続けた人でした。

そして彼女が幸せになる為に必要な事は、『ユイの幸せ』なんだと思います。

ユイの幸せとはなんなのか?

それは母としての『子の幸せ』と思います。

 

そんな彼女の役割は聖母マリアだと思います。

その理由は、エヴァンゲリオン自体が神話から成り立っているからです。

初期のオープニングしかり、方舟の話、知恵の実と生命の実、ユダなど何かと宗教のお話が出てきますが、それを踏まえるとマリというキャラクターは、

キリストの母親である聖母マリアであり、伴侶となるマグダラのマリアが役割だと考えます。

ユイの代わりに母の役割を成し、神の子である『碇シンジ』による審判を見届け、最後にリアルの世界へシンジと共に歩んでいく構図は、神話の通りでしょう。

 

そしてイスカリオテのマリアと呼ばれた点は、

まさにゼーレやゲンドウを裏切り母を歩んだ彼女への手向けの言葉だったのでしょう。

 

と言うのが人物的要因で誤解を与えている点だと思います。

 

そして皆が考察する『アダムス』について

前回もちらりとお話ししましたが、

アダムスは、方舟とも呼べますがどちらかというとエヴァと同等と考えていいと思っていて、

自分は、エヴァシリーズ含め人の創作物の総称と思っています。

それ故に、エヴァンゲリオンに出てくるアダム(光の巨人=ウルトラマンである様にエヴァシリーズもそういった創作物の総称と考えます。

故にエヴァをどうこうできるのは、である『シンジ』であり、『ゲンドウ』であり、庵野秀明なのでしょう。

 

そしてマリによって言われる『リリン達に使われる事のないようゆっくり眠りな、アダムス達』と言う台詞も納得の形で補完できると思います。

まぁその理由は、知恵を持った人間=リリンという事に対して察しが良い人は分かるのでは無いでしょうか?

 

ある意味でみれば、アニメや実写などの物語全般の制作者への込められたメッセージの様に感じます。

 

エヴァンゲリオンは、終始『シンジ』の内面を描き続けます。

それは『庵野秀明』自身の心の中を描き続けている事でもあると思います

それ故にジオラマ東映などが描かれています。

だからこそ、わかりにくく複雑な物語になり、最終回で庵野秀明は、答えを出しても視聴者には届かず、旧劇は、幸せな道として認知されなかったのでしょう。

 

今作では、全員が幸せになれる道が描かれていて遂に完結してしまった事を目の当たりにしてしまう形になりました。

 

エヴァンゲリオンは、確かに完結して『さよなら』を迎えましたが、この言葉に込められたもう一つ意味『また会いましょう』

 

この言葉を感じながら『シン・ウルトラマン』楽しみに待ちたいと思います。

 

自分なりの考察は以上になります。

 

長文ながら最後まで読んで頂きありがとうございました。

もしよろしければコメントやご意見ご感想頂けますと幸いです。

【シン・エヴァンゲリオン劇場版】

シン・エヴァンゲリオン劇場版

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新世紀エヴァンゲリオン Blu-ray BOX STANDARD EDITION

新世紀エヴァンゲリオン コミック 全14巻完結セット (カドカワコミックス・エース)

【予告編】


『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改【公式】 - YouTube


『シン・エヴァンゲリオン劇場版』本予告・改2【公式】 - YouTube


EVANGELION: 3.0+1.01 THRICE UPON A TIME - Official Trailer | Prime Video - YouTube


『現在のエヴァンゲリオン』| Amazonプライムビデオ - YouTube

10年前に志した思い出は。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』

かれこれ『竜とそばかすの姫』が叩かれていたりするご時世でございまして。

 

夢を持つ事が難しい時代になったなぁと感じるここ数年。

コロナで夢を追えなくなってしまった人が居たり。

やりたい目標を聞いても答えられない若者が多かったり。

 

非常に考え深い出来事がこの1ヶ月多かった様に感じました。

 

自分が夢を追いかけているのが正しいのか不安になってくる程に。

 

そんな中8月1日。

自分のルーツについて考える日が不本意に突然にやってきました。

それと同時にある作品が今年の夏10周年を迎える事になりました。

その作品は、自分に『声優』になりたいと思わせた大切な作品でした。

 

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

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簡単なあらすじです。

いつも一緒にいた仲良し6人組がいました。

あの頃は、何でも出来ると思っていて、怖いものなんて無いって思っていた青春時代。

 

そんな時、時間がは起こってしまいました。

何気なく言った言葉。

傷つけるつもりなんて無かったその言葉。

 

明日謝ればいい。そう思っていた。

そんな日は来る事なく、彼女は居なくなってしまいました。

 

そして時は流れ、ある夏の日。

奇跡が起こります。

 

死んだはずの少女『めんま』が突然目の前に現れました。

 

というお話です。

 

昔の心残りだった子供達の前に奇跡が起こり

もう一度6人の思い出を残し前を向いていく内容ですが、

 

当時深夜アニメを探して注目作品をチェックしていたオタク時代にこれは面白いはず!!

って目をつけていた作品でした。

 

当時は『CLANNAD』とかの感動ジャンルにハマっていた自分はめちゃくちゃ気になってたんですよね。

 

蓋を開けたらもう号泣でした。

ゴールが見えてくるにつれて終わりが来るのが伝わってきてお別れが近づくのがわかってきて。

毎回泣かされてしまいました。

最終回もう吐きそうになりながら泣きじゃくってしまいました。

 

もう何がすごかったかってストーリーとか映像もよく出来ていて段階を踏んでいく事でわかりやすくなっている所とか色々ありますが、

 

声優の声に震わされたんです。

 

もうやばかったです。

アニメを好きだったオタクでしたがこれを見た時にアニメを舐めていた事に同時に気がつかされたんですよね。

 

元々は実写とかが好きで観ていた人間だったんですよ。

舐めてたんですよ。

 

それがまさかアニメで、こんなに心を震わされるなんてね。

 

CLANNAD』も泣かされましたが、まだ親になってないのもあり感情の込め方が浅かったんでしょうが、泣かされました。

 

でも余りにも今回はグサッと刺されました。

しまいに音楽ですよ。

 

『secret base ~君がくれたもの~』ですよ。

この曲が最初に発表されてから丁度10年。

その年にこの作品が生まれ8月という夏の終わりが重なり本当に良かった。

 

元々この曲自体もテレビでよく聴いていて幼心に良いなぁって思っていたんですよね保育園とか低学年の時期ですよね。

 

それから小学生、中学生。

色んな思い出達が沢山出来て、好きな人が出来て、秘密基地をつくって、皆んなで集まって。

夢とか目標はイマイチパッとしないけど、ゲーム会社で働きたいなんて考えてたなぁって。

 

未だに思い出すんですよね。

めちゃくちゃ無茶苦茶に引っ掻かれましたね。

 

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専門に入った当時と卒業後の2回聖地とされている『秩父』にも行ってきました。

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まだこの作品が生きているんだなぁと感じながら周りましたね。

こんなに愛されている作品という事ありがとうって気持ちしか無いですよね。

皆んなそれぞれの思い出と思い入れがあるであろう作品で、自分には夢を貰った大切な作品です。

 

記事を書いている今でも勝手に涙が溢れて止まらないくらいで誤字してたら御免なさい。

 

キーボードが上手く打てないんですよ。

画面が濡れちゃって。

 

あれから10年経って役者を目指して、夢を目指している。

ありがたい事だと思います。

道はばらけてしまったけれどまたどこかで胸を張って会える様に頑張ろうと思いました。

 

と言うわけで今回はこの辺りで。

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あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(フジテレビオンデマンド)

【予告編】


映画『劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』特別先行映像 - YouTube

 

Netflix、U-NEXTにて無料で配信されています。〉

夢の国のパクリ??いいえ?オマージュですが何か?『竜とそばかすの姫』

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何かと取り上げる事の多くなっております『細田守』さん。

アニメーターのお友達なんかは、何かと昔の作品(おジャ魔女時かけ)時代の演出の凄まじさを取り上げている凄い監督です。

 

近年では『おおかみこどもの雨と雪』以降の評価が賛否両論に分かれていたりしていますが…。

 

そんな『細田守』最新作が7月16日(金曜日)に公開されました。

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と言うわけで早速初日のレイトショーに行って参りました。

 

そんな今作も勿論の様に賛否両論、真っ二つにぶった斬れました。

 

『竜とそばかすの姫』

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と言うわけで簡単なあらすじです。

 

高知県の田舎町に住む女子高生の『すず』は幼い頃に母を事故で亡くしてしまいました。

それ以降大好きだった歌は歌えなくなり、父との関係にも溝が生まれてしまいました。

作曲だけが生き甲斐となっていた『すず』は、ある日全世界で50億人以上が集う超巨大インターネット空間の仮想世界〈U〉に『ベル』という〈As〉(アバター)で現れます。

仮想世界の中では自然と歌えた『すず』(ベル)は、自ら作った歌を披露していくうちに歌姫として世界中から注目されていきます。

そして遂にコンサートが開かれるが、コンサート当日、謎の『竜』が現れコンサートは台無しに。

しかし『ベル』はそんな『竜』が気になってしまいます。

不思議と惹かれ合う2人。

そんな中、世界では「竜の正体探し」が動き出す。

というお話です。

 

いやぁ。。。良かったですよ。

面白かったし、良かったですよ。

『中村佳穂』さんの歌もすごく良かったですし、『幾田りら』さん御芝居も凄かった。

それに

【カヌー】とか、【水】とか、スポンサーとか野次馬とか。。。

いやぁ奥が深かったですなぁ。。。

 

水とトラウマの関係性。

そんなトラウマの詰まった川を自由に駆け抜けるカヌーの存在。

そしてそれに乗っている人物は、この作品で唯一の存在である事。。。

 

うん、良かったですわ。

これぞ、『細田守』でした。

 

ちょこちょこ夢の国に喧嘩売ってそうな勢いでぐるぐる回ったりしてましたが、

そこはやりたかったんでしょうね。

気持ちが凄く伝わってきました。

 

そんな個人的にはかなり楽しめた今作でしたが、世間では酷評されて、レビューは☆3.3評価。

 

あれ?おかしくない?かな?え?

って思いました。

 

細田守』作品と言えばネガティブやトラウマ、コンプレックス、悩みや苦悩を演出するのに飛び抜けている監督さんだと思っています。

おジャ魔女どれみ』や『ワンピース』に『時をかける少女』人生の分岐点や分かれ道、次々と友人や仲間が離れていく絶望的演出を見てもらえればよくわかるのではないかと思います。

 

恐らく否定的意見が多い理由はそこにあるのではないかと思います。

その理由は、まさに【結婚】。

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〈丁度この時期らしいです。

細田守』監督の作風自体がガラリと結婚以降変わってしまった様に感じられるからです。

初期の作風は、【悩みや選択肢という自分の歩んできた道のりが正しかったのか。】【それを貫き通す為のエゴとの葛藤】【周りとの違いや変化】f:id:inomonn:20210728010640j:imagef:id:inomonn:20210728010647j:imagef:id:inomonn:20210728010828j:image

それらの心理的描写が悲しくて切なくて、淡い色づかいも合わさって心を揺さぶって掴んで離さなかったのです。

結果として『ワンピース』では、JUMPという王道マンガのラベルには似つかわしく無い扱いを受けて賛否両論の意見を浴びせられ酷評を受けていたらしています。f:id:inomonn:20210728010957j:image

個人的には仲間の大切さを教えてくれた作品です。

 

そして問題の『結婚』以降の作品です。

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おおかみこどもの雨と雪』以降はまさに色濃くストレートに子供と親を描いているんです。

まぁ見れば分かると思います。

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結果としては、親になった人達からの熱い支持がある作品達が生まれたわけです。

個人的には、嫌いじゃなくてむしろ親や子供、子育てについて考えさせられる作品なので好きなんですよね。

そんな中でも『おおかみこどもの雨と雪』はかなり良く出来ていて姉と弟そして子育ての難しさ、子供達のやりたい事。

よく表現されています。

細田守』作品で個人的に順位をつけるならば

おおかみこどもの雨と雪』『時をかける少女』『サマーウォーズ』の順ですかね。

個人的に『バケモノの子』と『未来のミライ』ではイマイチ心に響かなかったんですけどね。。。

 

何というか動悸がや理由がイマイチ掴めなかったというね。

 

しかし今作を見た時に気がつきました。

 

作品が悪いんじゃないと。

自分の読解が甘いと感じさせられました。

分からないのではなく、知ろうとしなかったんだと。

身を委ねて観た先にはそのキャラクター故の理由がそこにはあるんです。ミュージカルがそこにはあるんです。

 

今作はミュージカル調になっていて冒頭に書いてある通り『美女と野獣』をベースに作られています。

これについては、『細田守』公認ですし、

キャラクターデザインをしているのは『ジン・キム』という方で、夢の国の作品のキャラクターデザインをしていた方な訳ですしね。

つまりは、『細田守』流の『美女と野獣』を作ったわけです。

個人的に、夢の国の作品の中で一番好きな作品は、私も『美女と野獣』が好きなんですけども、これで今までの作風とも合点がいきましたね。

美女と野獣』は、コンプレックスを抱いた野獣を女性が親身に尽くし愛し元の姿に戻すという物語なんですよね。

そして対する男は、コンプレックスを抱えていない傲慢な男な訳です。

 

もうそのまんま!!

『ベル』ってつけるために『すず』にしたんですかね?

もうそのまんまですね本当!!

でもね…少し違うところも今作ではあるんですけどね。

傲慢な理由とか、コンプレックスの懐き方とか。。。

そこの違いがまさに『細田守』でした。

 

周りでは【原点回帰】とか軽いフレーズを使っていら方が多いですがそんなもんじゃないです。

ある意味ではあっているかもしれませんが、【原点】に立ち帰り、【自分】に立ち帰り、想いを込めて作った。

【新しい】『細田守』という監督の大事な出発点となった作品だと感じました。

なので酷評される筋合いが無いというか。

今までと違う作品なのだから新しく受け入れるべき作品だと思います。

 

恐らく日本評価は低いのに対して海外評価が高いのは、【ミュージカル】を受け入れられるかと言う点なんですかね?

日本人かなり【ミュージカル】に対して拒絶反応を示す傾向があるように感じます。

それについては、【言葉】なのか【詩】なのかという文化の違いなのでしょうがないと言えばしょうがないんでしょうけどね。

私の母も『レ・ミゼラブル』を受け入れられず途中で寝てましたからね。

なんで『歌うの?』って起きた後言ってましたよ。。。笑

 

まぁそれは良いんですけどね。

他の問題点はこれです!!

 

大体酷評している人達自体の見る目が浅いと言うか。

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サマーウォーズ』の時のこいこいのシーンで

登場人物が多いと言っている人がいたりしますが、地域で子供達を育てるという田舎らしい人の繋がりを描いている演出なのに。。。

思うのは勝手ですが努力を誤解する形で批評する方が居たりするのはかなり寂しく感じます。

 

なんと言いますか、

作品を楽しむという根本的な部分がなくなってしまった様に感じました。

 

昔は理由も関係なく、何が凄いかなんて知らないでね。

ただ楽しみ、ただ圧倒され、ワクワクしていたはずです。

 

その頃の楽しみ方は、歳を重ねても忘れてはいけない感情だと思います。

 

まぁ。。。

そんなんだから私は、役者という夢を追いかけてるわけなんですけどね。。。

どっちが正しいか分かりませんが、自分は忘れたくないと忘れてはいけない感じます。

 

そう感じさせてくれたのは、紛れもなく初心に帰った今作『竜とそばかすの姫』という名作のおかげだと感じます。

 

と言うわけで今回はこの辺りで。

 

是非これを読んだ後に観に行ってみてください。

この監督の気持ちが強く伝わってくるはずです。

因みに上記の事を踏まえずに普通に楽しめる作品なので是非足を運んでみてください。

映画館でないと勿体ない音楽と映像がそこには待っています。

オープニングの音楽で引き込まれます!!

『竜とそばかすの姫』

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時をかける少女サマーウォーズおおかみこどもの雨と雪

〈過去作は、【U-NEXT】【Amazon prime】にて配信されています。〉

【予告編1】


『竜とそばかすの姫』予告1【2021年7月16日(金)公開】 - YouTube

【予告編2】


『竜とそばかすの姫』予告2【2021年7月16日(金)公開】 - YouTube

キャスト
中村佳穂(すず/ベル役)

佐藤健(竜役)
成田凌(しのぶくん役)
染谷将太(カミシン役)
玉城ティナ(ルカちゃん役)
幾田りら(ヒロちゃん役)

 

🔞観ることを本当にオススメ出来ない自主制作胸糞映画『無垢の祈り』🔞

ほかに映画記事を書いている最中でしたが

ふと思い出して好きな映画記事を書いている方をチラッと見直していた際に

当時から観よう観ようと考えつつもずっと手を出すのが怖かった作品が紹介されていました。

 

自分の好きな映画は、どちらかと言えば王道も好きですがホラー作品が好きなもので。。。

地元が撮影地になっている『陰陽師』や近いうちに公開予定ですが『妖怪大戦争』シリーズ、『呪怨』『リング』『仄暗い水の底から』などなど現代の大きい音を多用するようなものではなく昔の巧みな気持ち悪い映像表現と一歩間違えた先にギャグになりそうな絶妙な綱渡りをしていたような子供の頃の印象が未だに根強いためにですね。

一番好きなジャンルは?と聞かれれば『ホラー』を挙げたりもしてしまうほどに好きなんですけどね。

 

そんなものに慣れている自分ですら今まで見てきた胸糞映画の中で初めて目を手で覆ってしまうほどに秀逸な洒落にならない程のお勧めできない作品に出会ってしまいました。

 

ここから先は閲覧注意です。

自己責任でお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『無垢の祈り』

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簡単なあらすじです。

学校で陰湿ないじめを受ける10歳の少女『フミ』ちゃん。


家では義父の虐待が日を追うごとに酷くなり、母親は、夫の暴力から精神の逃げ場を求めて怪しい新興宗教にめり込んでいきます。

そんな中で誰も助けてくれない世界を生きている『フミ』

ある日、自分の住む町で起こる連続殺人事件を知ったフミは、殺害現場を巡礼します。

そして「ある人」に向けて、メッセージを残していきます。

 

『フミ』は、この辛い日常をどう生きていけばいいのか。

 『フミ』は、どうすれば日常から抜け出せるのか。

 

という内容です。

 

平山夢明』さんの同名タイトルが原作となっております。

↓こちらの小説の中に収録されております。

独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)

平山夢明』と言えばホラー界隈では有名な作家さんだと思いますし。

巷では『マリーゴールド』をはじめとするヒット曲を作る若手アーティストの『あいみょん』さんが好んで読んでいる作家さんです。

 

まぁとことん理不尽に人間の汚く醜く痛い表現の多い作家性だけあって個人的にはオススメしない作家さんの1人ですが、ホラー界隈では欠かせない要素でもあります。

 

でもまぁね。そんな人の各作品の中でも群を抜いて映像化出来ない作品の一つが今回内容です。

そして監督は、『亀井亨』さんです。

ホラーからハートフル作品と多幅の広い監督さんなんですがこの方については作品について触れながら紹介しようかと思います。

 

まぁもぅとにかくヤバかったです。

 

これらを作るにおいてスポンサーも付かず全部監督の自腹で自主制作され配給会社もつけようもないのが今作な訳です。

つまりは映倫を通していない作品ということになります。

 

映倫と聞けば、R18とかPG12とかのレーティングをつけたりここは写しちゃダメなどとカットするところな訳なんですが、

制作サイドがある意味で戦っている相手だったりもするわけで、

自分は好きな海外映画でシーンカットの影響で重要な部分が削られ観ている人が理解出来なくなるなどの弊害を起こしやすいところでもあったりして

映画を作る事はかなり大変な訳なんですよね。

 

そんな中で映倫つけずに、全て監督のお金で作った18禁映画と聞いたらやばそうな要素詰め込んでる訳ですよ。

なんなら映倫通してないのに自主規制をかけているわけでこれをまんまの状態で映倫通してたら30禁でも甘いんじゃないかと思うくらいです。

なんなら映倫だったら公開出来ない。。。

ある意味、青少年の成長の為には映倫に守られている要素をありがたいと思う程です。

 

まず観て頂いたらもう冒頭からまず不快です。

まぁある意味ここで離脱してもおかしく無いですが、まだ序の口です。

いやまぁその後のベンチのシーン思えばガチで不快ですがね。

まだ直接的に映ってないのでまぁ想像で察すると言った感じですかね。

不快には変わらないですが。

そして次第に浮き彫りになっていく街の中や家の中の闇が浮き彫りになっていきある人形が半身として映し出されるんですよ

↓これ。。。

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怖すぎますって。。。

逆にこの存在がこの先に何が待っているのか想像させられてこれまた本当に不快です。

まぁ一発目のお父さんの虐待シーンが群を抜いて不快でしたよ。

舌打ちしながら目を覆いました。

最後の人形の出番のタイミングは目を覆いながら思わず嗚咽混じりに叫んでしまいました。

本当に不快ですがね。

 

逆にこの作品の良いところ何ですがね。

まず一つ目は、人形師のテクニックと演者の怪演だと思います。

特に人形師の動かし方が本当に苦しい。

観ていて苦しすぎて苦しすぎて『フミ』へ感情移入させられます。

そしてもう一つは監督『亀井亨』さんの存在です。

それは歯に衣着せない辛い映像を作ってくれた事です。

逆にこれを見て何も感じなかったり

不快に思わない事が何よりも問題だと思います。

 

不快に思うからこそ救いがあるという明確な解答のような気がします。

 

原作者の『平山夢明』さん自身もこの作品の救いについてコメントを残していたりしています。

この原作ができた経緯も実際この世の中には、このやうな被害に遭っている子供達が沢山出ていて2019年の件数が19万件以上です。

公開当初の件数よりもなんなら今は増えているわけです。

そして問題なのは、件数として数えられている数は、氷山の一角である事です。

 

なので逆にこの世にこの作品が伝わっていない事が

児童虐待を表現出来ない事によるへいがいに

恐怖するというある意味末恐ろし映画です。

 

自分も好きな漫画で、『こどものじかん』という物がありますが、その中での小学生へのにほんの性教育について教師が語るシーンを思い出します。

今の日本は、『寝る子を起こすな』という要素。

ある意味では、その漫画もその被害を受け『TVタックル』にロリコン漫画として紹介されて表現の自由を摘み取られるという形になっていきました。

高校時代に好んで読んでいた私にとっては、子育て教育について考えさせられた大切な漫画なんですがね。。。

 

まぁ漫画だけに限らず映画の業界も何にしても

規制された情報インターネット社会でどうやって大切な道徳を擦り合わせていくかが大切なような気がします。

 

人気アニメの『新世紀エヴァンゲリオン』でも

父と子の関係性が出てきますが

個人の尊重が強まるな連れて親になる事が難しい世の中になってきたんでしょうかね。

 

と色々考えていると話が脱線してしまいましたね。

でもまぁこの作品が出来たことによりこんなにも社会問題を色濃くリアルに映し出してるのが

最大の魅力な訳なんですよね。

 

本当にとんでもない映画を観てしまいました。

暫く映画観たくない程ですよ。ほんと。

 

と言うわけで今回はこの辺りで。

 

配信サイトは、『UPLINK Cloud』にて700円で配信されています。

https://www.uplink.co.jp/cloud/?post_type%5B%5D=moviedata&s=%E7%84%A1%E5%9E%A2%E3%81%AE%E7%A5%88%E3%82%8A

ここでしか見る事が出来ない代物な為、ここから無くなった場合は、永久に観れなくなる映画です。

 

ですが本当にお勧めしません。

今回は、本当にお勧めしません。

 

『無垢の祈り』

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独白するユニバーサル横メルカトル (光文社文庫)

【予告編】