シザーハンズ
今回の物語は、ジョニー・デップとティム・バートンによる純愛物語です。
手がハサミのままになってしまった心優しい「エドワード」と人間の女の子「キム」の物語です。
もう、とにかく切ない。
切なくて辛いのに、幸せが満ちている。
この作品と出会ったのは、小学校の低学年でしたね。
公民館で、上映会をしましたが、
回りの友達たちはそこまで興味を示していない中、映画が楽しみの自分は物語にのめり込んだのを覚えています。
ハサミで、ボタンを切っていくシーンは、
今でもドキドキが止まりません。
そんな幼少の思いでは、さておきまして。
とにかくこのエドワードが優しいんです。
人造人間で、完成前に博士が亡くなってしまい、欠陥だらけの主人公です。
建物は、お化け屋敷扱いです。
誰も寄り付こうとは思いませんよね。
実際、手がハサミの人が出てきたら況してやお化け屋敷どころの騒ぎではないですよね。
そんな所に、化粧品の訪問販売に来た女性。
すごい勇気ありますよね。本当に。
でもこれが運命の出会いになるんですよね。
そしてその訪問販売の女性の娘さんに恋をするんです。
欠陥だらけのエドワード。
知能も高くなく、子供のように無垢なんです。
でも、一生懸命アプローチをするんです。
良いか悪いかの判断ができなく
失敗をやらかしてしまったりしますが、
彼女が教えてあげることによって、次第に成長していきます。
そして、周りの人にも少しずつ打ち解けていくんです。
やったね。エドワード。。。涙
そんな二人の切ないやり取り。
抱き締めてと言う彼女に対して、
大切だからこそ出来ないと言うエドワード。
この辺りから多分
物語が変化していったのかもしれないと思います。
切ない名台詞だと思います。
そして、周囲から普通ではないと否定されていく主人公の修羅場。
観ていて胸が苦しくなる。
唯一の理解者は、彼女キムだけで。。。
本当に切ない。
でも最後に希望をくれた物語に胸が貫かれます。
正直に言うと
個人的には、胸が苦しくなりました。
でもこれが二人の幸せになれる答えで。。。
とにかく素敵な作品でした。
雪が降る奇跡が、
雪が降るなか暖かいそんな物語です。
是非とも、観ていただきたい作品です。
予告編