井ノ物語

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

『レオン』

映画好き界隈では、不朽の名作

知らない人は、居ないであろう名作中の名作として名高い映画でありながら、

公開当初、『凶暴な純愛』と呼ばれ、物議を醸した作品を紹介したいと思います。

【REON‐レオン‐】

レオン 完全版 (字幕版)

簡単なあらすじです。

ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民の『レオン』。

プロ殺し屋として、レストランの店主の『トニー』を介した依頼を完璧に遂行する生活を送っていました。

ある日、「仕事」帰り『レオン』はアパートの隣室に住む少女『チルダと出会う。

彼女の顔にアザあったことからレオンは「どうした?」と聞くが、マチルダは「転んだ」と答える。

実際にはマチルダは実父である『ジョセフ』だけではなく、異母姉の『ジョアン』からも虐待を受けており、継母の『マージ』からは関心を向けられず、幼い弟『マイケル』にしか心を開けず、閉塞感に満ちた日常を送っていました。

 

「大人になっても人生は辛いの?」と尋ねるマチルダに、レオンは「辛いさ」と答える。

 

翌日、『ジョセフ』が麻薬密売組織の「商品」を横領したことを見抜いた『スタンスフィールド』とその一味が『ジョセフ』の部屋に押し掛ける。

開き直った『ジョセフ』と一味は銃撃戦となり、家族は4歳のマイケルも含め皆殺しにされてしまいます。

レオンとのおつかいに出掛け、運良く難を逃れていた『マチルダ』は、自分の家の異変に気が付くと、『レオン』に助けを求め、『レオン』はルールを破りに彼女を保護します。

 

大切な弟を殺された復讐を求め『マチルダ』は、『レオン』に仕事を依頼する。

 

という内容です。

 

キャッチコピーは、

「狂暴な純愛」

「込めたのは、銃弾と愛」

 

かっこよすぎますよ。。。

ほんとに。。。

 

最初にも書いた通り『映画好きなら一度は通る』であろう名作でありながら

批評家により公開当初は【ロリコン物語】と酷評されたりと

賛否の分かれていたり、未だに語られる名作です。

 

 

そして主演の『ジャン・レノ

ヒロインは、『ナタリー・ポートマン

黒幕は、『ゲイリー・オールドマン

 

そして監督は、『リュック・ベッソン

ニキータ」も良かったです。

 

さてさて、本題の「レオン」のお話です。

冒頭の仕事依頼を受けて

スピーディーな手口でお掃除をしていくレオン。

暗闇からナイフを首筋に当てて顔をひょっこりするシーン。

凄くかっこいいです。

そして、少女を助けることにより、

日常の歯車が、噛み合わなくなっていく。

 

牛乳を飲んで、体臭を消そうとするほど

存在を消すことに徹底していた彼が。。。

 

幼いままの「レオン」

大人びた少女「マチルダ

 

このマチルダも、返しがすごいんですよ。

「君は、もう少し大人になりなさい。」

とレオンが言うと

「もう大人よ。あとは年を取るだけ。」

と返す。

そんな彼女の、初仕事達成するシーン。

シャンパンをがぶ飲みして、ゲップ。

そして、大笑いをするシーン。

彼女の曖昧なオンオフのシーン。

レオンとマチルダの親子のような親子じゃない曖昧なシーンが胸を痛めます。

 

そして、リングトリックが凄く素敵。

チルダからのプレゼントと言い放つシーン。

最初から最後まで映像、台詞、何にしても素晴らしい。

 

一番好きな台詞は、

「私が欲しいのは、愛か死よ。」

 

この台詞には、泣くほど鳥肌が立ちました。

とてつもなくおしゃれでかっこいいです。

 

実は、レオンの原案がニキータの殺し屋がモデルと言うのが

これまた、ジャン・レノのシンデレラストーリーで。

ここから有名になっていくんですよね。

 

と言うわけでこの辺りで、

 

是非観てもらえれば衝撃とかっこよさの嵐です。

本当に面白いです。

 

【REON‐レオン‐】

レオン 完全版 (字幕版)

【予告編】


映画「レオン」日本版劇場予告 - YouTube