『黄泉がえり』
前回アップしました『ミッドナイトスワン』
非常に素晴らしい邦画で『草彅剛』さんのお芝居が凄い内容です。
心を完全に奪われてしまいました。
元々、素晴らしいお芝居をされるかたなのは知っていましたが、本当にすごかったです。
そんな『草彅剛』さんのお芝居が凄いと感じさせてくれた映画を紹介したいと思います。
『黄泉がえり』
簡単なあらすじです。
九州の阿蘇地方。
死者が死んだ当時のままの姿で自分のことを想い続けてくれる人の前に甦る(黄泉がえる)と言う怪現象が発生します。
事件の調査のため、故郷でもある現地に飛んだ厚生労働省の『川田平太』は、そこで海で事故死した親友・『俊介』のフィアンセだった『橘葵』と再会します。
今も『俊介』のことを想い続けている『葵』。
そんな彼女に密かな想いを寄せる『川田』。
しかし彼は知ってしまいます。
『葵』もまた数日前の交通事故から甦った“黄泉がえり”であることに。
と言う内容です。
この作品は、過去に関わらせていただいた『クロノス・ジョウンターの伝説』の原作者『梶尾真治』さんの同名小説が原作となっています。
主演は、
『竹内結子』さんの訃報は、もう少しで1ヶ月経とうとしています。
そして、主題歌歌われたのは、『柴咲コウ』さんです。
未だに頭から離れてくれないです楽曲で
この作品のことを当時八歳の自分の頭の中に植え付けられてます。
そのくらいに、涙も流しましたし、
『草なぎ剛』さんの言葉がそれだけ印象に深く残っています。
自分の気持ちを込めて普段書いていますが、
正直今回のこの作品は、
『RUI』の楽曲や『川田』の台詞で全て教えてくれます。
なので自分の気持ちを込めるとなんか不思議な感じになっちゃいそうで
恐れ多いですね。
自分も祖父を失くした時期が映画の頃ですね。
しつけで外の柱にロープでぐるぐる巻きにされて
頭をふん図蹴られたり
今では、予測のできないようなしつけをされてましたね。
昔は、正直な話余り好きでは無かったです。
ですが、足を骨折してから動けなくなった瞬間に
どんどん人が変わっていったようにボケてきたんですよね。
そこから弱っていって癌になってしまいました。
よく病室に通っていましたが、いざその日が来たときは、
泣けなかった記憶があります。
お通夜が終わり一夜を明け。
いざ火葬へ向かうときに送る手紙を読んだときに我慢していたぶんの涙がボロボロと溢れてきました。
憎んでた人でも、やはり大切な家族だったんだと気づかされましたね。
人の気持ちうは、自分が思っているよりも大きくて強いことを感じました。
この作品も人を思う気持ちの強さが伝わってくる名作です。
そして、互いに気持ちを伝えあったラストシーンは、余りにも切なくて
でも背中を押してくれる名作で。
よかったら是非、お手に取ってみてください。
『黄泉がえり』
普段は、予告編なのですが今回は見つからなかったので月のしずくで終わろうかと思います。