井ノ物語

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

『Diner ダイナー』

Diner ダイナー

食事は、

どんな人にも必要で

味や見た目でどの人も魅了出来ますが、

 

その才能を狂おしい程に発揮する藤原竜也シェフによる

『Diner』のお話です。

 

簡単なあらすじです。

『オオバカナコ』(玉城ティナ)は幼いころに両親が離婚し、

母に引き取られましたが

その母も置いて消えてしまいました。

 

それ以来、人間不信になり、料理だけを心の支えに生きていました。

 

ある日、日給30万円の怪しいバイトに手を出します。

勿論内容は、危ないお仕事です。

捕まってしまい見せしめに殺されそうになったところで

命乞いに、

『自分は料理が出来るから生かして損はさせないです!』

 

オーナーに買われ

新人ウェイトレスとして『Diner』に

送り込まれることになりました。

 

ダイナーの店主である『ボンベロ』(藤原竜也)に出会います。

実は、元殺し屋で威圧的な男でした。

彼女がミスをするとすぐに殺そうとしてきます。

 

そして、このお店には秘密があり

殺し屋専門のお店でした。

 

次々と現れる

殺し屋に出会いながら

生きてる外の世界へ出られるのか?

自分の居場所を探していきます。

 

というような内容です。

 

 

いやー

見ごたえありました。

 

激しい戦闘と心理戦。

美しく華やかな演出と血飛沫。

 

いやぁ

いいご飯でした!

 

ごちそうさまでした!

 

意外とメッセージもしっかりしていて

若者に見てほしいというのが伝わってくる内容でした。

 

そして、

偉大な父『蜷川幸雄』への親子離れのような映画でした。

この作品の中に登場する偉大な父として登場します。

数々の舞台を演出してきた日本の代表的な演出家を親に持つ事のプレッシャーは大きかったんだと教えられるよう感じました。

また、

蜷川幸雄』演出といえば

何かと降らせたがりな演出が十八番なのですが、

今作でも何かと滴ります。

 

これも父へのメッセージだったのかな?

 

そして、登場する殺し屋がどれも

魅力的です。

 

窪田正孝』さん『本郷奏多』さん

武田真治』さん『斎藤工』さん

小栗旬』さん『土屋アンナ』さん

『真矢ミキ』さん、『奥田瑛二』さん

等々

かなり豪華メンバーになっていると思います。

特に、『窪田正孝』さんによる『スキン』という殺し屋が

もーねー

魅力の塊です。

 

原作からスキンのスフレは、大事なシーンだと思うのですが、

素晴らしかった!!

 

『スキン』の魅力が凄く伝わってきました。

そして、スフレを食べきった時の切なさは凄かったです。

 

配信サイトは、『U-NEXT』『Amazonプライムビデオ』で有料ですが配信されています。

 

それぞれの人生の生き方

それぞれのやり方からは、学べるものも多いと思います。

 

もしよろしければ是非観てみていただきたい一作です。

 

『Diner』

Diner ダイナー

Diner ダイナー[Blu-ray 豪華版]

 

【予告編】


https://youtu.be/W6igq-iN5L0