トラウマ級百合映画『ミスミソウ』
ついに！！
『Netflix』に配信されたー！！
押切蓮介の問題作が！！
キターーー！！！！
この作品は、『ハイスコアガール』等々
独特なイラストと挑戦的な漫画を書く事で有名な
漫画家『押切蓮介』の中でも胸くそ悪い事とで有名な作品です。
いやはや！！待っていました！！
ずっと観たかったんですけどね。
中々タイミングが会わず観れなかったんですよ！！
監督さんは、『内藤瑛亮』さん何ですけど。
『先生を流産させる会』や『ライチ☆光クラブ』等々、挑戦的な作品が多い方なので
個人的にはいい映画になったなって思います。
『ライチ☆光クラブ』といえば、グラン・ギニョルとか名前が上がるので
今作に最適な訳ですよね。
私の場合、
高校当時に読んだことがある作品の実写化と再現をどうするんだろうか？
って気になるんですよね。
たぶん読んだことある方は、
皆さん同じこと感じると思います。
と言うわけで
今回は、問題作『ミスミソウ』に触れたいと思います。
簡単な、【あらすじ】です。
東京から田舎へ引っ越してきたヒロイン『野咲春花』。
通う学校は、自分達の代で失くなってしまうほどの田舎です。
そんななにもない田舎町で起こる『イジメ』
少しずつ大切なものを失っていく『野咲春花』は、暖かい春を迎えることが出来るのか？
といった具合のお話です。
因みに『野咲春花』と言う名前も是非注目してみていただきたいです！
野に咲く春の花
と書くだけあってこの作品は、
花にフォーカスが重要となってます。
花言葉を調べるとより作品を理解しやすくなっていたり結末が見えてくると思います。
まぁ結末は、胸糞なんですけど。
個人的には、胸スカ映画何ですけどね。
基本的に、この作品って歪んだ田舎の空気感とか
歪んでしまった人間関係が胸の奥をキリキリと蝕んでくるんですけど。
ヒロインのネジ切れる要因の事件が起きてしまうんですよね。
通称『BBQ』事件です。
その直前にもらうペンダントが少しずつね意味を持ってくるんですよね。
不穏さを奏でてくるんですけどね。
その事件後、ヒロインは、声を失います。
いや本当に、ストレス受けすぎるとね。
人間声を出なくなるんですよ。
これ実体験。
まぁそれだけエグいんですけどね。
そのあとに突き進む物語の方向性は、
リベンジ映画ですね。
グロが胸糞って方もいるかとは思いますが、
個人的には、イジメとか精神的な物の方がこの作品的には、胸糞なのかなって……。
そして、ヒロインから行動する事って復讐劇のわりに少ないんですよね。
飽くまで正当防衛的に復讐していくので
完全に計画的なんですよね。
機械的に復讐していく鬼とかしたヒロインがもう胸が痛い。
そして、映画のラスト
彼女が少し感情を露にするんですけどね
その理由が何とも辛い。
そして、その原因を作った彼も、
そう感じてしまった。
って話なので仕方ないよねって。
綺麗に歪んでるんですよね。
まぁ個人的に本筋は、百合映画です。
監督自身が断言してるからお墨付きの百合です。
公式で百合です。
自分も観た感想は、百合要素に全て持っていかれました。
まぁ原作知ってるからそっちに目がいきますよね。
ごめんなさい。
もう一人のヒロインの謝罪シーン是非注目してください。
もう、第一声から行動、歩み寄る様子は、百合の花です。
これは、拍手喝采です！！
よく原作再現と改編か綺麗に合わさっていて。
とこの辺りで閉めますね。
決してグロかないとかそういうわけでは無くて
復讐シーンは、基本的にスタイリッシュに撮られてはいると思うので原作より見易いと思いますが
それでも苦手な人は苦手だと思います。
なのでオススメまでは、出来ませんが、
『Netflix』『U-NEXT』『Amazonプライム』で観られます。
個人的には、
最高の実写化だったと思います。
ここまで映像化できた作品は中々ないんじゃないでしょうか。
実は、押切蓮介さん自身が
エンディングは、こっちの方が良かったらしいです。
興味あるかたは是非！
観て損はないと思います。
『ミスミソウ』
