『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
9.11があった当初は、テレビを観ていて
急に番組が切り替わってニュースになって
母親も急いで帰ってきてね。
幼心に大変なことが起きたんだなって感じたのを覚えています。
今回の映画は、その9.11の影響で最愛の父を失った少年の物語
を紹介したいと思います。
物語冒頭
空の棺を埋められて居る様子が受け止めきれず
皮肉を言うところから始まります。
そんな彼は、苦手なものが多く
それを克服させようと父が調査と言う冒険をさせることで
少しでも克服して、挑戦出来るようにしようと始めます。
そんな父親を演じるのは、『トム・ハンクス』
そんな父親は、ある日仕事先で
あのビルに居ました。
そして現在、
父親との思い出が薄れていくのが嫌な少年は、
調査のことを思いだし父の物品絡み付けた鍵が
凄く調査に大切に関わって来ると感じます。
調査に関わって行く途中で少年は、
色んな人や、音、空間に触れます。
母との関係性、父を失った事等々
その調査の中で少年が成長していく物語です。
自分は、普通に泣かされました。
9.11の影響を受けた世の中を
少年が一人で冒険をするのは非常に怖かっただろうなって感じます。
この作品では、素敵な言葉が沢山出てきます。
中でも、
『パパとの8分間が消えてくのを感じる。』
と言う星の命とかかった言葉や
『愛してるって言うためよ。』
と言う母親の言葉
他に沢山の言葉が作品の中には埋まっています。
成長していく様子が『言葉』の変化で読み取れたりと……。
人と関わることに怖くなった方や
優しさを思い出させてくれる素敵な作品です。
この作品は、『Amazonプライム』『U-NEXT』『Netflix』で観られます。
一度は観ていていただきたい映画です。
【予告編】
