『鬼滅の刃』を超えました。『映画 えんとつ町のプぺル』
クリスマス。
私は、元気に仕事をして参りました!!
おそらく早い方は、今日が仕事納めの方も出てくるでしょう。
町中もコロナの影響で人が少ない中、
クリスマスなのに寂しい装いを感じさせられます。
そんな今年のクリスマスに、お似合いの素敵な映画が公開されました。
『映画 えんとつ町のプぺル』
簡単なあらすじです。
厚い煙に覆われた“えんとつ町”。
煙の向こうに“星”があるなんて誰も想像すらしなかった。
一年前、この町でただ一人、紙芝居に託して“星”を語っていたブルーノが突然消えてしまい、人々は海の怪物に食べられてしまったと噂しました。
ブルーノの息子・ルビッチは、学校を辞めてえんとつ掃除屋として家計を助けて暮らします。
しかしその後も父の教えを守り“星”を信じ続けていたルビッチは町のみんなに嘘つきと後ろ指をさされ、ひとりぼっちになってしまいます。
そしてハロウィンの夜、彼の前に奇跡が起きた。ゴミから生まれたゴミ人間・プペルが現れ、のけもの同士、二人は友達になります。
そんなある日、巨大なゴミの怪物が海から浮かび上がり、それは父の紙芝居に出てきた、閉ざされたこの世界には存在しないはずの“船”でした。
父の話に確信を得たルビッチは、プペルと「星を見つけに行こう」と決意。
しかしこの町の治安を守る異端審問官が二人の計画を阻止するために立ちはだかります。それでも父を信じて、互いを信じあって飛び出した二人が、大冒険の先に見た、えんとつ町に隠された驚きの秘密とは?
という内容です‼️
お笑い芸人『キングコング』の『西野亮廣』さんが描いた同名絵本が原作となっていて。
ためし読みを出来る絵本でニュースに取り上げられたりとご存じの方も多いのではないでしょうか?
実は、作者『西野亮廣』さんの『某夢の国を超えてやる』という意思が込められた本作品。
勿論ためし読みで観ましたが面白かったです。
寧ろ確かに泣きました。
大人も泣くと言っていましたが、学生の僕も感動しました。
しかしそこまで突き動かされませんでした。
しかし、本映画は、違かった。
思わず突き動かされました。
自分が今後こういうことがやりたいというビジョンを形にするための勇気をもらえました。
そして一番驚いたのは、なんといっても終わったあとに『拍手』が鳴ったことです。
海外だと素敵なものには全力で感謝を伝えますが、日本人は中々そう言うことをされない印象がありまして。
自分が稽古終わりに酔っぱらいに殴られ鼻から血を流したときも
最初に手をさしのべたのは、外国の方でした。
そんなイメージのなかで日本人が拍手をしたのは衝撃的でした。
コンサート等の盛り上がる場所ならならではですが、映画館という静かに楽しむ空間で起こったことは、心に焼き付けられました。
まさに、『西野亮廣』さんがやりたかったビジョンが目の前に広がっていたような気がしました。
『素敵な作品が出来れば、必ず返ってくる』
そんなことを思わされました。
そして、お父さん役の『立川志の輔』さんが素晴らしかった。
落語も好きで『立川志の輔』さんの『みどりの窓口』のような創作落語も好きで聞いているのですが、やはり凄かった。
語りも芝居も感動しました。
勿論、『窪田正孝』さんや『芦田愛菜』さんをはじめとする役者さん皆さん凄かったです。
『コクソン』で海外映画にもかかわらずビジュアルで役をとった
強面の『國村隼』さんの『ダン』さんも凄いです。
場内は、まさに笑いの渦でした。
それを支えたアニメーション『STUDIO4℃』です。
『鉄コン筋クリート』等でお馴染みの力強い映像には、余りの綺麗さにどの観客さんも目を奪われていました。
いやぁ、マジで、『鬼滅の刃』越えたんじゃないかなこれ。。。
と言うわけで今回この辺りで。
コロナは怖いので大声で言いにくいですが、
是非とも映画館でお楽しみください!