井ノ物語

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

『スペル』

自分の好きなアメコミ作品の1つのスパイダーマン

その実写化をしたサム・ライミ監督。

元々は、

B級ホラー映画『死霊のはらわた』で有名になった監督なのですが、

そんな監督が成功させた『スパイダーマン』。

そして、

3作のヒーロー映画の後に、

再びホラー映画の世界に帰ってきました。

 

そして、今回の作品は、

お婆ちゃんに祟られる映画。

『スペル』

凄絶な車内バトルが見物のホラー映画です。

 

銀行マンの主人公。

 

とある日に、

素晴らしく素敵な外見の老婆がローンの延長を求めてきます。

 

出世もかかっていた主人公は、

きっぱり断ります。

 

すると怒ったお婆ちゃんに

帰るため車に乗ろうとするところを

出待ちされてしまいます。

祟られてしまいます。

 

次第に、主人公の環境が変化していき

物語がどんどんあらぬ方向に荒んでいきます。

 

この作品なのですが、

日本版タイトルは、『スペル』ですが

海外版タイトルは、『Drag Me to Hell』と言います。

この作品タイトルの意味は、

日本で言うと

『私を地獄に引っ張って』という意味になります。

 

私を呪ってくださいというなんとも驚きのタイトルです。

 

この作品は、少し宗教的部分が色濃く出ていて

日本では、上手くはまらなかったのと、

スペルと言うタイトルで分からなくなってしまったような意見が多いのですが、

 

個人的には、納得の日本タイトルだなって感じます。

 

元々、スペルの意味は、綴りです。

 

言葉の綴り。

 

そして、日本の言霊と言う

 

言葉の中に潜む呪い。

 

凄く上手いタイトルのように感じます。

 

内容も、

浅く見ると笑ってみられる作品で、

深く捉えると、奥深いスルメのような作品です。

 

かなり沢山の伏線と

人生の生き方が描かれている作品でもあります。

 

初めてのかたは、

お婆ちゃんの激しい抵抗を。

 

一度見たことのあるかたは、

新しい発見のつまった作品だと思います。

 

是非お手にとってほしい作品です。

 

『スペル』

 


f:id:inomonn:20190809000037j:image

予告編


『スペル』予告編 - YouTube