井ノ物語

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

『7つの贈り物』

7と言う数字には、神秘的な魅力があります。

願掛けなどでラッキー7何て言ったりもします。

一般的なサイコロの数字の和は、7だったり。

日本でも

七人の船に乗ったの神様や侍たち。

海外では

天使や罪の数等7と言う数字には魅力がつまっています。

そして神様は

世界を7日間でつくったとされています。

 

そして今回の作品の主人公は、

7秒で世界を壊してしまいました。

 

交通事故を引き起こしてしまい

7人の命を奪ってしまいます。

 

そして贖罪に、

7人の人に奇跡を起こして救う物語です。

 

簡単に言ってしまえばこんなお話なんですが、

主演の『ウィル・スミス』がこんなことを言います。

「自分だったら、こんなことはできない。」

おそらくここがこの作品の面白いところで、

尚且つ、賛否両論だったり「つまらない」という意見が多い理由なのかもしれません。

 

テーマもかなり重くて、真相に近づくまで、

主人公の行動が理解できない作品なのです。

 

ですが、別々の分からない行動だと思わず

繋がった時に1つの答えが見えてきます。

 

まるで魔法のような作品です。

事故犠牲が強いのではなく、

冒頭の通り、彼の人生は死んでしまったのです。

死んでしまったからこそ

一度きりの取り返せないミスをしてしまったからこそ

出てきた人生の答えがそこには詰まっています。

 

自分も事故犠牲が強い方ですし、八方美人言われ罵られてきました。

自分が間違っていたんじゃないかって悩んだりもしました。

恐らく自分に足りなかったものは、人を救うことができるほどの能力を持たないままに手を

感情のままに差しのべてしまったと言うことが思い付きました。

 

今となっては、

事故犠牲ではなく、ただの偽善だったのかもしれません。

どこかで見返りとかも求めてたのかもしれませんね。

そのうち紹介しようと思っていた

好きなアニメーション作品の台詞にこんなものがあります。

 

「助けないよ、力を貸すだけ。」

「君が勝手に助かるだけだよ。」

 

かっこいいだけの台詞だと思ってたんだと思います。

本当の意味で理解できてなかったんだと思います。

貫き通せなかった自分の弱さを感じます。

 

だからこそ、今回の主人公は

 

強い人間だったんだと思います。

 

自分も、あのとき、意見に流されずに

あのまま続けていたら何かが変化していたのかなって、

意味もないって言われる、タラレバをしてしまいますが、

 

贈り物を貰ったことが、

恐らく間違っていなかったという答えだったんだと思います。

 

そういう人のために頑張れるように。

自分を鍛えて行かないとな。。。

 

批評やレビューのことを考えずに

一度、手にとってほしい作品です。

一緒に『幸せのちから』も手にとってほしいです。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

『7つの贈り物』


f:id:inomonn:20190812211431j:image

予告編


映画「7つの贈り物」予告編 - YouTube