『謝罪の王様』
ここ最近謝り倒している私。
自分は悪くないと言い切れない性格のせいもあり開き直ることができないのが
精神の弱さを感じさせておりますな。
プライベートの無駄な忙しさにてんやわんやしながらも
１日一本は、映画を観る生活をして居るなかに手に取った一本
『謝罪の王様』
日本において最大級の謝罪の方法。
『土下座』
頭を地面に擦り付ける謝罪方法です。
個人的に、ここまで来るとパフォーマンスのようにしか感じないほどプライドを捨て去った自分でも笑ってしまう映画でした。
そして
本当にある謝罪を請け負う職業をテーマに
ここまで面白い作品が出来上がるとは圧巻の作品です。
オムニバス形式で、それぞれの謝罪のケースが展開されます。
ヤクザの車に事故った女性。
セクハラを働いた男性。
息子が犯罪を犯した親。
等々。
そして、バラバラの物語は、
少しずつ繋がっていき大きなゴールへ向かっていきます。
一つ一つ伏線と思えない形で伏線が張られていて。
最後にしっかり回収されていく様子は、
非常に職人芸を感じさせられます。
非常に出演者も豪華で、パーティー映画でした。
みんなで集まりながらワイワイ楽しく観るのに最適です。
そして、映画のなかで最後に国を挙げての謝罪をするのですが、
相手方の国家の文科大臣に見知った顔が。。。
『長野克弘』先生が。。。。
卒業講演で、演出等の指揮をしていただきました。
元々は、配役されないような事態になっていた中で
元々の台本の中には無い役をいただきました。
専門時代の人たちからは、落ちたとまで言われましたが
それでもあの役をやることが出来て個人的には楽しくやれましたし。
伝わらなかったと思う恋心を乗せながら演じました。
結果は、気持ち悪いと言えるものでしたが
自分は良かったと思うので楽しかったです。
喜んでくれたお子さん達が多かったので良かったです。
長野克弘先生。
本当にありがとうございました。
素敵な思い出になっております。
と言うわけで謝罪の王様。
全力で最善を尽くそうとする素敵な作品です。
笑いながらほっこり心暖まる作品です。
『謝罪の王様』
予告編
