『バイバイマン』
と言うわけで令和初のホラー映画は、
名前を言ってはならないあの人よりもたちの悪い。
考えることすらさせない『バイバイマン』です。
マトリックスのトリニティが出ていると言うことでずっと見たかったんですけどね。
忙しくて観れなくて。
気づいたら忘れてたのですが、やっと手を出せました。
感想から言うとかなり最近のホラーの中では怖かったです。
大まかなあらすじは、
昔に起きた惨殺事件から始まります。
「言うな、考えるな。」と呟きながら
精神が壊れた男が殺戮をしていき最後にヤツの姿が現れるというところから始まります。
そして、時が過ぎ
ある家に引っ越した学生グループがホームパーティーをしていた日にことが起きます。
あるアンティークコインが勝手に落ちていて
拾っても自ずと落ちていてアピールしてきます。
引き出しのなかにしまっても主張するコイン。
しかし、それ異常に不可解な事に
引き出しにあの文句がビッシリと書き込まれた紙がでています。
なんのことだかわからぬままに触れると紙が落ち、
バイバイマン
と掘られていた文字を読んでしまいます。
そこから悲劇は始まっていくのです。
何がヤバイって、
普通のホラーなら考えて打開しようとするのに
考えるだけでも寄ってくるという
どうしたら回避できるのかわからないレベルです。
怖いというか回避の方法が報われないのもありますが、
落ちも後味がスッキリしないというかホッとするのか
もやもやが激しいです。
作品の雰囲気的には、
『イット・フォローズ』に似ています。
呪いの手紙方式に連鎖していくシステムですね。
そしてホラーの中では出血とかのスプラッターとかの表現は無くて
バイオハザードのような特殊メイクばかりなので
比較的見易いかもしれないと思います。
そっと静かな部屋で楽しんでもらいたい作品です。
『バイバイマン』