井ノ物語

映画好きのアラサー役者がおすすめ作品、楽しみ方を紹介

I'MAX公開!!『ダークナイト』

ダークナイト (吹替版)f:id:inomonn:20200715131331j:image

と言うわけで本日もバットマンに走ります。

前にも書いてますが、申し訳ありません。

前回は、選択肢ににまつわるお話をしたと思います。

 

各々の正義を貫くかどうかを迫られるのですが

 

問題出してくるのは、悪のカリスマ『JOKER』です。

今回は、『バットマン』と『ジョーカー』の関係性とかに触れつつI'MAXの感想とかはなそうかと思います。

 

簡単なあらすじです。

ゴッサム・シティの街かどに集まってきたピエロのマスクの男たちは、銀行を襲撃しようとしていた。

 

銀行の屋上から、正面ドアと屋上からと次々に侵入し、あっという間に銀行内を制圧していきます。

手際良く金庫が開けられ、警報が解除されます。


しかし、その警報の通報先が警察ではないことに気がついた一味。

 

相棒をあっさり仲間を射殺しました。

 

皆『ジョーカー』というボスから「用済みは殺せ」という命令をうけていたのだ。
山分け分が増える事もあり身内を次々と手にかけていきます。


金庫を開けた仲間はその場で射殺、銀行内に突入させた脱出用のスクールバスに金を運んだ仲間もそれが終われば射殺します。

 

あっという間に銀行内には死体が転がり、静寂が漂い

たった一人残った男は、

ゆっくりとピエロの仮面を脱いでいきました。


仮面の下にあったのは、同じくピエロの顔。

その男の顔は白く塗られ、眼もとは黒く太く縁取られている。そして、広く裂けたように描かれた赤い口。三日月形に描かれたその口のせいか、彼は笑っているように見えます。

 

その男こそが、『ジョーカー』という男でした。

 

さっき仲間が射殺したはずの銀行の支店長が声を上げ

彼は『ジョーカー』に銀行のカネがマフィアのカネであることを警告したのでした。


『ジョーカー』は笑って警告を聞き流し、

彼の口に手りゅう弾を詰め込んでその場を立ち去るのでした。

 

冒頭は、こんな感じに、『ジョーカー』による

恐れを知らない無鉄砲な行動から始まります。

 

この『ジョーカー』なんですが

前回話したような選択問題を提起してくるんです。

 

でも基本的には、意地悪な問題しか出してこないんですよね。

 

絶対に勝てる。どうせ出来ないでしょ?

問題のラッシュ攻撃で判断力を鈍らせてきます。

 

『ジョーカー』の尋問シーンの

『最初に頭はやめてくれ』って所は、

本質的に弱らせる行動を知っているからこそ出来ることであり

 

どうあがいてもあがいても

コントロール権を絶対に放さない点にも現れていると思います。

 

基本的には、『ジョーカー』は、

相手を精神的にコントロールすることに長けているので

真面目な会話も適当に流しては、

挑発してこっちの要望だけしか言わないなんてのはよく使っている厄介者です。

 

それと同時に悪でありながら

唯一の『バットマン』の理解者なんですよね。

 

なぜ理解者なのかは、

バットマン』にとっての正義やルールをよく知っているという点と

『人間』本質的な部分を知っているからこそだと思います。

 

ゴッサム』に対して熱い気持ちをもって悪をなしているのは、

お金を燃やすシーンでわかる通り

 

『ジョーカー』自信にも成したいものがあるという事なんですよね。

 

ラストの問題提起で起爆装置をしっかりと『ジョーカー』も所持していたのに

起爆が起きなかったのは、

 

まだまだこの世は、楽しさに満ちている事を思い知るからなのだと思います。

 

『人間』の悪いところを逆手にとるつもりが

逆に

『人間』の弱い所に一本とられるというところが

バットマン』と『ジョーカー』にとっての希望でもあるのかもしれません。

 

正直『ジョーカー』は、理解できませんが

本作『ダークナイト』は、まさに『狂気』と『人間味』を持った素晴らしいキャラクターになっていると思います。

 

そして、それを生み出した

今は亡き『ヒース・レジャー』と

クリストファー・ノーラン』監督達の絆があって尚の素晴らしい作品だったと思います。

 

本当にこの作品においての『ジョーカー』の存在は、

10年以上も前の作品でありながら

未だに熱狂的なファンがいる

凄まじい力強い作品になっているんだと思います。

 

そして、今回は、『I'MAX』での初公開。

 

感想は、凄まじい。

もうワクワクドキドキに胸が躍り

 

子供の頃に映画を観ていたときのような

ジェットコースター等アミューズメント施設で遊んでいる気持ちを思い出させてくれました。

 

もうすでにどうなるのか知っているにも関わらず

目が離せなくて

『ジョーカー』が轢かれようとするシーンなど

こっちがビクン!ってなってしまうほどの迫力でした。

 

今の時期は、コロナもありオススメすることは出来ませんが、

 

映画館で映画を楽しむという事を

思い出させてくれました。

 

今は。映画館に足を運ぶ人が減ったり

そもそも、映画は、楽しくないと言われる世の中になってしまいましたが

 

YouTube』などのお手軽さも良いですが

まだまだ、映画には、可能性が残されていると感じました。

 

お陰様で創作意欲は、爆発的に起きてしまったので

 

今やろうとしていることを

早く形にして世にだせたらなぁと感じます。

 

まさかこんなにいいものだなんて思いませんでした。

 

と言うわけで今回はこの辺りで

 

映画館では気を付けながらお楽しみくださいませ

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【予告編】


https://youtu.be/U6jjRFDKX94